栂尾(高山寺)・高雄(神護寺)・槙尾(西明寺)は「三尾(さんび)」と呼ばれ、 古くから京都で屈指の紅葉の名所と謳われています。 それゆえに秋は大勢の人達で賑わいますが、おすすめなのは新緑の季節の青いもみじ。 人も少なく、大自然に抱かれて生命力に満ちた世界が広がっています。 |
栂尾(高山寺)・高雄(神護寺)・槙尾(西明寺)は「三尾(さんび)」と呼ばれ、 古くから京都で屈指の紅葉の名所と謳われています。 それゆえに秋は大勢の人達で賑わいますが、おすすめなのは新緑の季節の青いもみじ。 人も少なく、大自然に抱かれて生命力に満ちた世界が広がっています。 |
高雄バス亭より望む |
バス亭から階段を下りる |
朱色の橋が鮮やか |
高雄バス亭より望む |
神護寺門前 |
真言宗の古刹。もとは和気氏の氏寺。809年(大同4)から14年間空海(弘法大師)が住持、その後、荒廃したが、平安末期、文覚上人が再興しました。国宝の薬師如来像をはじめ平安、鎌倉時代の仏像、絵画、書跡などが多く残る。梵鐘(国宝)は日本三名鐘の一つ。紅葉の名所です。
春には寺宝の特別公開があります。 |
息を整えて入ると、市内ではもう散ってしまった枝垂れ桜が、ここでは満開に! 重厚な建築と桜のやわらかなピンク色とのコントラストは、古都の得意とする配色ですね。 山間のお寺なので、どうしても石段が多くなってしまいますが、清潔な印象の境内です。 「三絶の鐘」と呼ばれるここの梵鐘(国宝)は、日本三名鐘の一つに数えられています。 |
枝垂れ満開 |
清潔な境内 |
三大鐘楼が中に |
ここは和気氏の氏寺という事で、和気清麻呂のお墓へと向かってみることにしました。 |
♪スキマ情報♪ 和気清麻呂は、奈良~平安時代に宮中に仕え、皇統の守護・平安京遷都・日本初の私立学校の設立に尽力した人物です。 神護寺の境内に祀られていましたが、現在は上京区にある護王神社へと移されました。 |
地面の苔も鮮やかな新緑です。 |
これが和気清麻呂のお墓。 |
苔の緑 |
かわらけ投げ |
閼伽井 |
若々しい葉を茂らせる青いもみじの木。
秋には辺り一面が赤く色付くのだろうと思うと…また訪れたくなりました。