京都観光ポータルサイト - e京都ねっと

 
 

[節分会・節分祭]節分歳時記 〈壬生寺〜平安神宮〉

壬生寺・節分祭

「京都の裏鬼門」といわれる壬生寺の節分行事は、鎌倉時代から続く厄除け行事です。
恒例の大護摩供養、山伏、稚児のお練り供養、厄除け護摩祈祷、星祭と様々な祭事が行われます。
お馴染みの炮烙(ほうらく)には、年齢・性別を書いてお寺に奉納しましょう。
炮烙やお守りは、節分会の前後でも阿弥陀堂内売店にて準備されていますから(9-16時)早めに書き込むことも出来ます。
このように集まった多くの炮烙は4月の壬生狂言の演目の中で割られ、厄除けになると言われています。
見逃せないのは、2月の節分にも壬生大念仏狂言「節分」が上演されます。
2・3日の各両日に8回演じられ無料で見せて頂けます。
詳細は公式サイトをご確認ください。
  • 場所:壬生寺(中京区壬生)
  • 2025年2月1日(土)〜3日(月) (9-21時(最終日は~19時)
    ※「壬生三社寺巡り」は節分の日まで。
  • 時間: 壬生狂言:2月の節分の前日と当日17~20時(毎時0分毎1日4回。無料)
  • アクセス:市バス26「壬生寺道」または
    (Recommend→) 阪急「大宮」駅より徒歩約8分
  • お問合せ:075-841-3381

廬山寺・鬼踊り法楽

午後には鬼法楽、その前後に鬼の御加持が行われます。
松明と剣をかざした赤鬼、斧を手にした青鬼、大鎚を担いだ黒鬼はぞれぞれ人間の三つの煩悩「貪欲」「憎悪」「愚痴」を表しており、同寺の開祖元三(がんさん)大師良源が、宮中での300日間の護摩供を邪魔しようとした悪い鬼を法器で降参させたという故事に因んでいます。
丸々と太った鬼たちが法螺と太鼓に合わせ踊る姿は、綿入りの「ちゃんちゃんこ」を着ているようで愛らしく見えます。
追儺師による法弓や護摩の火と、福豆や餅に打たれて退散していく姿はこっけいで寒さも忘れるほどです。
続いて福娘たちが福を呼ぶ豆やもちをまきます。小雨決行。
※節分会に伴い、源氏庭の拝観は中止となります。
※蓬莱豆・特別朱印等が1月25日(土)からの早期販売を開始し、節分会以降も販売される予定です。
各詳細は公式サイトをご確認ください。
スタッフレポート
  • 場所:廬山寺(上京区北之辺町)
  • 期間:2025年2月2日(日)9~16時
  • 内容:鬼の御加持(14時15分~、16時過ぎ~。各約30分間)、鬼踊り(15時〜)  豆撒き(16時〜)古札焼き式(17時〜)
  • 料金:境内無料、蓬莱豆(400円)
  • アクセス:市バス17、205「府立医大病院前」
    または京阪「出町柳」駅より徒歩約14分
  • お問合せ:075-231-0355

吉田神社・節分祭

「京都の表鬼門」の吉田神社は露店(1・2日のみ)も大賑わいです。
黄金の四ツ目と疫病退散の力を持ち、盾と矛を携えた方相氏が、金棒を振り回す青・赤・黄(怒り、悲しみ、苦しみを表す)の三匹の鬼を追いつめ、今年の年男が桃の木の弓で葦も矢を放って退散させます。
鬼は追儺式に出没し参拝者の写真に加わるほど親しみのある鬼のようです。
同日に行われる疫神祭は、当神社独特の厄除け法で、厄塚により一年の無病息災を祈願するものです。
節分祭の最大のイベントは火炉祭(かろさい)です。
直径5メートル高さ5メートルの炉に積み上げられた古いお札に火が点けられ、太い火柱が寒い夜空を焦がします。
くちなし色(オレンジ色)のお守りは節分祭の終日、授与されます(有料)。
追儺式には大変込み合いますから30分前に行って場所取りをして下さい。
  • 場所:吉田神社(左京区神楽丘町)
  • 期間:2025年2月1日(土)~3日(月)
  • 時間:1日 節分前日祭、疫神祭:8時~、追儺式:18時〜
    2日 火炉祭:23時〜、節分当日祭:8時~
    ※3日は神事(節分後日祭:9時半~)のみ。露店はありません。
  • 料 金:境内無料、お守り(800円〜)
  • アクセス:市バス206「京大正門前」
  • お問合せ:075‐771-3788

聖護院・節分会

赤、黄、青の鬼が年男の山伏の豆まきによって追い払われ、毎年恒例の「鬼おどり」は逃せません。
また、重要文化財の本尊不動明王(重文)は智証大師作と伝えられ、本堂・宸殿はこの2日間に限り一般に開帳され、甘酒無料接待があります。
山伏問答など修験道独特の作法が観られます。  ⇒スタッフレポート
  • 場所:聖護院
  • 期 間:2025年2月1日(土)・2日(日)     午後3時よりライブ配信予定(※2024年度例)
  • 時間: 1日:終日 柱源護摩
    2日:10時~ 甘酒の接待(なくなり次第終了・無料)、13時~ 追儺式・山伏福豆まき、15時~ 厄除開運採燈大護摩供、18時~ お札焼き
  • アクセス:市バス206「熊野神社前」
  • お問合せ:075-771-1880

千本えんま堂・強運節分会

こちらの厄除けこんにゃく炊きは有名で是非とも味わってみて下さい。
3日の夜には「えんま堂念仏狂言」が奉納され、古式厄除けも同日に行なわれます。
  • 場所:千本えんま堂
  • 期間:2025年2月1日(土)・2日(日)9:00~20:00
  • 料金:厄除けこんにゃく炊き:500円、天金上りだるまの授与:600円~
    えんま堂念仏狂言(2日19:30~。1月16日(木)よりチケット販売(売り切れ次第終了)。 )
    豆まき:20:30頃~(予定)
  • アクセス:市バス206「千本鞍馬口」
  • お問合せ:075-462-3332
 

八坂神社・節分祭

花街のきれいどころの舞踊奉納と豆まきで、境内はいっそう華やかに賑わいます。
景品付福豆授与や甘酒の接待もあります。
  • 場所:八坂神社
  • 期間:2025年2月1日(土)・2日(日)福引き引き換時間 10~17時
  • 時間:舞踊奉納と豆まきの詳細な日時は公式サイトをご確認下さい。
  • 料金:福豆(空くじ無しの景品抽選券付き)300円、節分祭限定の串札 1000円
  • アクセス:市バス206「祇園」
  • お問合せ:075-561-6155
 

須賀神社・交通神社 節分祭

縁結びの神にちなんで翁と媼姿で豆まきが行われます。
魔除けの獅子授与。
烏帽子水干姿の懸想文(今でいうラブレター)売りが、縁結びの文を授与します(有料)。
→スタッフレポート
  • 場所:須賀神社・交通神社
  • 期間:2025年2月1日(土)・2日(日) 10:00~20:00
  • 時間:追儺招福豆まき祭り:初日 15時〜
  • アクセス:市バス206「熊野神社前」
  • お問合せ:075-771-1178
 

千本釈迦堂・おかめ節分会

800年近く伝承されて来た『おかめ福節分会』は、当日の法要前には番匠保存会による木遣音頭・上七軒の舞妓による、おどりの奉納があります。
年男や女性らがおかめの輪袈裟や面を付けて本堂で加持を受け、法要後は茂山狂言社中によるユニークなおかめ福節分の狂言があり、その後、厄除け鬼追いの儀として、豆まきが行われます。
また、境内にはおかめ塚があり男女とも紅白のおかめ装束をし、一年の厄除けをします。
福豆や樽酒の接待があります。
  • 場所:千本釈迦堂
  • 期間:2025年2月2日(日)
  • 時間:狂言奉納:15時〜、豆まき:16時頃~(予定)
  • アクセス:市バス50「上七軒」
  • お問合せ:075-461-5973
 

法輪寺(達磨寺)・節分会

期間中は、10時から2時間おき(10時、13時、15時、17時※過去の例)に住職による「だるま説法」が行われます。
鬼はお寺に閉じ込め、福は皆さんに行きわたるようにと、「鬼は内、福は外」の掛け声で豆まきを行います(詳細な日時は公式サイトをご参照ください)。
大小様々な厄除け開運のだるまも授与されます(有料)。
また、ハト茶の無料接待があります。 ⇒スタッフレポート
  • 場所:法輪寺(だるま寺) 
  • 期間:2025年2月1日(土)・2日(日) 9:00-19:00
  • アクセス:JR山陰線「円町」駅
  • お問合せ:075-841-7878
 

天龍寺・節分、七福神めぐり

天龍寺山内の三秀院(大黒天)、弘源寺(毘沙門天)、慈済院(弁財天)、松巌寺(福禄寿)、永明院(恵比寿)、一般的な七福神とは異なり寿老人、布袋尊の替わりに、寿寧院(不動明王)、妙智院(稲荷大明神)を巡り七福神として福笹が授与されます(2500円)。
境内では、子供書道絵画が展示されます。大福引き、甘酒、樽酒の無料接待も。
  • 場所:天龍寺
              (三秀院、弘源寺、慈済院、松巌寺、永明院、寿寧院、妙智院)
  • 期間:2025年2月2日(日) 8~16時半
  • 時間:豆まき:11時半~、13時半~、15時半~
  • アクセス:市バス28「嵐山天龍寺前」
  • お問合せ:075-881-1235
 

伏見稲荷大社・節分祭

朝からの祭典の後・11時半・13時の3回、外拝殿にて福男福女及び福娘(池坊華道会)による豆まきがあります。
  • 場所:伏見稲荷大社
  • 期 間:2025年2月2日(日)  初午大祭についてはこちら 
  • 時間:祭典:9時〜
    豆まき:祭典終了後〜、11時半〜、13時〜
  • アクセス:JR奈良線「稲荷」駅、京阪電車「伏見稲荷」駅
  • お問合 せ:075-641-7331
 

日向大神宮・節分厄除大祭

諸祈願成就祈祷の献火神事が行われ、境内にある天の岩戸を通り抜ける"ぬけ参り"神事で日本でも珍しい神事の一つとされています。
厄除け招福諸願成就祈祷もあります。 →スタッフレポート
  • 場所:日向大神宮
  • 期間:2025年2月2日(日)(※予定)
  • 時間:社務所受付:10:00~14:00 献火神事:16時〜。天岩戸(あまのいわと)は終日潜り抜けできます。
    ※現在境内のお手洗いは使用できません。
  • アクセス:地下鉄東西線「蹴上」駅
  • お問合せ:075-761-6639
 

六波羅密寺・節分会

大福豆まきが2回にわたり行なわれ、六斎念仏(重要無形民俗文化財)の奉納があります。
和尚を悩ませていた土蜘蛛の精を六斎念仏が退散させたという故事から、江戸時代の中頃より追儺式に六斎念仏が行なわれるようになったそうです。
昆布茶、清酒の無料接待も受けられます。
  • 場所:六波羅密寺
  • 期間:2025年2月2日(日)
  • 時間:星まつり:11時~、昆布茶、清酒の無料接:14時〜
    節分特別祈願会:15時~ 福豆まき:14時50分~、15時20分~
    六斎念仏:15時〜
  • アクセス:市バス206「清水道」、「五条坂」
  • お問合せ:075-561-6980
 

平安神宮・節分祭

平安時代の宮中行事をそのまま再現した大儺ノ儀は、
当時の衣装装束を忠実に再現しており平安神宮ならではの節分会です。終日甘酒の接待あり。 
※※現在大極殿は工事中です。  スタッフレポート
  • 場所:平安神宮
  • 期間:2025年2月2日(日)
  • 時間:狂言奉納:12時~ 
    節分祭:9時半〜
    大儺の儀:14時〜
    鬼の舞、福豆撤行事:15時〜
    節分火焚祭:15時半頃~
  • 料 金:
    節分符:500円
    (方相氏の面、桃の杖、桃の弓の刷り込まれた特別除災神符)
    福豆:300円
    火焚串:300円
  • アクセス:市バス5「京都会館美術会館前」
  • お問合せ:075-761-0221
 

主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

一言コラム

teikoku帝国ホテル京都(本棟)外観イメージ。※右側の建物は歌舞練場玄関部分。提供:帝国ホテル 祇園甲部歌舞練場に隣接した国の登録有形文...[続きを読む]
e京都ねっと
当サイトへのリンクは自由です。
よろしければ、↑上記のバナーをお使いください。