清水寺境内には、あらゆる神仏が混在しています。
地主神社の大国主命から始まり、三重塔の内部には真言宗の本尊・大日如来像、
阿弥陀堂には浄土宗の開祖・法然上人の像と共に観音の本地仏である阿弥陀如来像、
釈迦堂には天台宗本尊・釈迦如来堂像が安置され、七福神の神までも祀られています。
清水寺の本尊・観世音菩薩は宗派を問わず、また物見遊山で訪れる人であっても、
等しく救済してくれるのです。それぞれの神仏の御利益を求めて参拝する人達だけでなく、
あらゆる者を受け入れるおおらかさが最大の魅力なのかもしれませんね。
清水寺境内マップ