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流しびなは平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされています。 下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束姿に身を包み、桟俵(さんだわら)に乗せ た和紙人形を境内の御手洗川に流します。また、十二単・束帯衣着付けの披露や、お内裏さまと記念撮影などの行事が行われ、毎年多くの人が 集まります。当日は当日は先着100名に「流し雛」がプレゼントされ、販売もしています。 詳細はこちら
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流しびなは平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされています。 下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束姿に身を包み、桟俵(さんだわら)に乗せ た和紙人形を境内の御手洗川に流します。また、十二単・束帯衣着付けの披露や、お内裏さまと記念撮影などの行事が行われ、毎年多くの人が 集まります。当日は当日は先着100名に「流し雛」がプレゼントされ、販売もしています。 詳細はこちら
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人形の寺・宝鏡寺で毎年行われているひな祭り。「春の小川」 をテーマに「曲水の宴」「桃の節句」「雛まつり」の三場面が人形で再現された様々な雛人形が飾られた本堂で、島原太夫の艶やかな舞の披露に始まり、中国琵琶と歌の生演奏などがあります。 (※雛祭の写真撮影・録画・録音はご遠慮ください) 。 毎春恒例の「春の人形展」では、「京のひなまつり」をテーマに歴代皇女ゆかりの人形をはじめ多数の人形や、場面を設定した等身大の人形も展示されます。 →スタッフレポート
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桃花神事(とうかしんじ)とは五節句の重要な行事の一つで、神前に桃の花やこぶしの花、よもぎ餅などの神饌(しんせん)をそなえ、無病息災を祈ります。 儀式は本殿側の川の前で参拝することに始まり、宮司たちの行列が古来の方法にのっとって神前に神饌をそなえます。この行事には一般の観光客も参列することが出来るので、儀式を間近で見ることができます。おごそかにとりおこなわれる神事は、今も昔も変わりません。
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市比売神社で行われる「ひいなまつり」は、他とは少し変わった雛まつりです。 本来の神事も行われますが、面白いのが衣紋(衣冠・十二単)の着付け方法の紹介や、人が扮する人雛、五人囃子の雅楽、それにあわせた三人官女の舞、人形に災厄を移す「天児(あまがつ)ノ儀」など、女性が1年の厄払いをするひな祭りの起源と雅やかな公家社会が再現されるところです。 また、希望者は服の上から小袿(こうちぎ)を羽織らせてもらい、ひな壇に登っての記念撮影ができます。また、運が良ければ投扇興(扇を投げて台にのった的を落とす遊び)や、双六などのいにしえの遊びを体験することができます。 スタッフレポートはこちら!
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■杉本家・特別一般公開「ひな飾り展」![]() ![]() |
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杉本家に伝承されてきた人形や、9代目夫人の生家から寄贈された享保雛、古今雛、男子・女子の市松人形、有職雛と右近左近の両大臣、また桜と橘などのお雛飾りが展示されます。 期間中の予約は不要ですが、事前に公式ホームページに記載の拝観の際の注意を読んでおきましょう。
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■千両ヶ辻 ひな祭り「桃の節句の彩り」![]() ![]() |
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江戸時代から織物問屋や生糸問屋が軒を連ね、1日に千両もの金が動いたとされて「千両ケ辻」と呼ばれた界隈。 参加する町家や商店には、目印にひな人形をデザインしたタペストリーが飾られ、ひな人形の展示や町家や坪庭の公開、和装品の販売などがあります。 人力車に乗れる催しもあり、 町家のレストランや茶房巡りもお楽しみ →スタッフレポート
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■京都国立博物館「雛まつりと人形」![]() ![]() |
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人形を飾ってひな祭りを祝うようになったのは、江戸時代の初めとされており、当時の雛人形には、その時代の元号を冠して呼ばれる寛永雛・享保雛や、考案した人形師の名に由来するという次郎左衛門雛、江戸で誕生した古今雛、公家の装束を正しく写した有職雛などがありました。 各種の雛人形が勢揃いし、嵯峨人形・御所人形・賀茂人形・伏見人形と、京都の地名を冠した各種の京人形も通して、都で育まれた人形文化の諸相を紹介します。
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■平野の家 わざ 永々棟 春季特別展「永々棟のひなまつり」![]() ![]() |
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神秘的な面差しの大型の享保雛、典雅な古今の立雛、たおやかな有職雛、丸いお顔の愛くるしい次郎左衛門雛に、雛懐石や雛調度など例年登場する伝統的な京のお雛様に加えて、「京の伝統産業わかば会」の若手職人による実演販売会も同時開催します。 また、「ひな茶会」は、小学生と中学生の女の子達が晴れ着姿で点前とお運びを披露する人気の行事です(※先着順)。 →スタッフレポート
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■松尾大社のひなまつり ![]() ![]() |
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神事の後、松風苑の曲水の庭で、雅楽の調べと共に「流しビナ」を行い、その後は宴会場にてひなまつりにちなんだ催し物を楽しみます。
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■西陣・富田屋 町家の雛祭り | ||
京都では旧暦にならい、1ヶ月遅れて4月3日にお祝いします。 お客を迎え、その家の女の子に福が訪れるよう、きれいな着物を着せて歌を読だり、ご馳走を食べながら、その子の幸せを祈ります。 文化財である町家にて、昔の雛祭りのしきたりを再現し、代々の歴史あるお雛様を鑑賞しながら楽しむ催しです。
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■神足ふれあい町家 「ふれあいひな祭り」 | ||
長岡京市民らから寄贈された明治初期〜平成の7セットのひな飾りがずらりと並びます。 60〜30年前のひな飾りを中心に、おひな様とお内裏様のほか、三人官女や五人囃子なども優美な姿を見せ、期間中は撮影もできます。 投扇興も楽しむ事ができ、喫茶コーナーでは和菓子やお抹茶、甘酒なども用意されています。 (※過去の例) 詳細はこちら
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■三十三間堂・春桃会(しゅんとうえ) |
詳細はこちら |
■法住寺・「雛祭 つりびな展」 | ||
布で作った小さな人形、花、財布、金魚などの飾りをひもに付けて天井からぶら下げる「つりびな」。 ちりめんや古い着物地で作った飾りには、花は美しい娘になるように、金魚は目(芽)が出るように、唐辛子は虫が付かないように、との願いがこもっていま す。 住職の義母による手作りで、高さ約2メートル。1点に5本のひもが垂れ下がり、それぞれ人形などの飾りが10個ずつ付いています。 つりびなのほか、寺に伝わるひな人形も展示されます。→スタッフレポート
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■西国街道ひな人形めぐり | ||
中小路家住宅では、髪形や服装など江戸時代の公家の日常生活を忠実に再現した有職雛や、庶民らに好まれた豪華な古今雛の段飾りなど14セットが展示されています。御殿の中に人形を飾った御殿雛や「源氏物語絵巻」を彷彿とさせる源氏枠飾りもあり、それぞれの違いを楽しめます。 (※内容は過去の例です) |
■さがの人形の家・「おひなさま展」 | ||
宮廷の雛(稚児輪雛、狩衣雛)、町雛(享保雛、古今雛)、雅楽雛 ・立雛 ・ 天児・ 這子(ほうこ)など、江戸期~現代 の珍しくて多種類のお雛さまを展示します。
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「お内裏様」「お雛様」という呼び方は、男雛と女雛の両方を指します。
現在、お内裏様の並べ方は、関東では向かって左が男雛(親王)、右が女雛(内親王)。
関西では反対となっているそうです。古来日本では左が上位(左大臣は右大臣より偉い)。
ただこの左右は一番偉い人が下位の者を見た場合の左右なので、
雛飾りでいえば男雛から見た左右。
そのため、御内裏様、御雛様を見上げる立場からすると向かって右が上位と言うことで
男雛が向かって右、女雛が左にある(別に男尊女卑論では有りません)関西の方式が日本の古来からの方式といえそうです。
これに対して関東方式は、明治以降ヨーロッパ等の習慣にあわせて女性を向かって
右に配する方式を日本の皇室が採用した(西洋式の行事について)ことから、
東京の人形商協会が向かって右を女性、左を男性の配置を正式すると決定したためだそうです。
関東の雛飾りと関西の雛飾り、よく見ると何かが違います。
そう、それはおひな様のお道具です。
京都の雛飾りには、たんす、長持ち、などの一般的なお道具の他に、
調理器具や食器、おくどさん(釜)などの生活用品がありますが、
関東の雛飾りには一般的にはありません。
これも京都ならではの風習なのでしょうか。