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京都駅界隈




第2回目
は京都駅周辺を散策します。
と、言う事で皆さんにとっておきの情報をお届けするのに色々探してみました!
この辺り、見所が沢山あって本当に本当に(2回連発)困っちゃいました…
沢山ある中、今回は「二千円札1枚で遊ぶ」をテーマにしておりますので、
気になる財布の中身(これは必見です)を考えてプランを立ててみました。
折角だから大満足する「秋の京都旅行」の参考にして頂ければと思います。

 
JR京都駅 京都駅ビル ビル内観光案内所(2F)

観光都市京都の玄関、建都1200年事業の一環として1997年にリニューアルオープンした京都駅ビルは4代目さん。
京都の新しい顔として、情報発信の中心的な役割を担っています。
旅で困った時には、2階にある「京都総合観光案内所(京なび)」に行ってみて下さい。
無料で京都の情報を教えてくれる頼りになる案内所です。

丹治蓮生堂

京都でたった一軒手作りの 「京和ろうそくの店」
七条通りに面していて、見過ごしてしまいそうだが、実はこちらお寺の多い京都にあって、
貴重な存在。店先では、伝統の技法で行なわれるろうそく作りが見ることもあるので必見!
寺用のろうそくは、全て受注生産になっていて、入手困難ですが、
みやげ用の絵蝋燭は1本400円(消費税別)で入手できます。
これは素晴らしい逸品で、絵はもちろん書き!友禅の絵を書いている職人さんが作ったものもあります。
一度訪れてみては!

丹治蓮生堂
下京区七条通烏丸西入北側
電話:075-361-0937

東本願寺 丹治蓮生堂 店内 絵ろうそく
東本願寺 丹治蓮生堂 店内 絵ろうそく

大弥食堂

次は、東本願寺から烏丸通りを東へ向かいます。
この辺りは、仏具屋さんや旅館が建ち並んでいて、大きな大きなお寺・東本願寺へ参拝する人を支えている町並みです。
さらに下数珠屋通りを東へ行くと、すぐに「大弥食堂」があります。

70年以上も前から、入洛する人をあたたか~いうどんで迎えています。
しかも安いので頭が下がります。
名物「しっぽくうどん」のカツオとコンブが効いただしがたまらない!

大弥食堂
下京区下数珠屋通東洞院東入南側
075-371-1194

  

渉成園(枳殻邸)と上徳寺

次は、東本願寺の飛地境内地である渉成園(枳殻邸)に行き、悠久のひとときを過ごしたあと、
よつぎ地蔵として有名な上徳寺へ向かいます。
今回「二千円札1枚で遊ぶ」と言う事でご案内しているのですが、
実は、これからご紹介する場所は二千円札にも描かれている源氏物語にゆかりのある場所でもあるのです。
この辺り、六条通り界隈は紫式部の小説「源氏物語」の主人公 光源氏が栄えた時に大邸宅 六条院を建てますが、
源氏の理想の邸宅である六条院は、源融(823~95)の豪荘な邸宅である河原院を意識している言われているのです。
この河原院があった場所が、この付近、つまりは六条賀茂河原。
この付近は、市中で残り少ない源氏物語の風景が味わえる場所なのです。

東本願寺 別院
渉成園(枳殻邸) しょうせいえん・きこくてい
下京区下数珠屋町通間之町東入北側
9時から16時
075-371-9210

 

こちらの渉成園は、みどころが一杯詰まっていて、京都の中でも私もお気に入りの場所です。
源融の河原院を意識して築造されていると言われ、陸奥の名所「塩釜の浦」の風景を模したことでも
知られる源融の塔・塩釜の浦を模した広い池などが楽しめます。


世継地蔵
塩竈山 
上徳寺
下京区富小路通五条下ル
075-351-4360

1603年、徳川家康によって建立。代々続く老舗の多い京都にあっては、とてもあり難いお地蔵さん。
古くから信仰されていて、全国各地から参詣者が多く訪れます。
こちらのご住職のお名前は、塩竈さん。 なんとこちらの町名も塩竈町!

風俗博物館

このプランの最後に訪れるのが、「風俗博物館」
源氏物語の光源氏が生きていた世界を再現している博物館。とっておきの場所です。
六条院4分の1の模型には、華麗な衣装や生活スタイルなどその時代のものが細かく再現してあり、
現代の喧騒をひととき忘れてみて!等身大のコーナーもあり、ビルの中にある博物館ですが、
内容は充実しています。十二単の着物を羽織って、記念写真も撮影できます。

風俗博物館
下京区新花屋町通堀川東入 井筒ビル5階
075-342-5345
日曜・祝日 休館
9時から17時 400円



この旅の醍醐味は、二千円札1枚で値段を遥かに越えた内容になるのかと言う事ですが、
実は、「素顔の京都」にふれることができると思うのです。
私は、この様な京都が大好きで、実際に私の「とっておき」を皆さんにご紹介しました。
これ1例のプランだけではないのですが、お気に入りの散策コースです。
これからシリーズになっていきますので楽しみに頂ければ幸いです。

「京のおさんぽマップ・京都駅付近」はこちら

※取材当初より、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

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