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東福寺

東福寺について・アクセス 東福寺を歩くコース 東福寺データ
東福寺を歩くコース
霊雲院 臥雲橋 天得院 芬陀院(雪舟寺) 光明院 三門 東司 禅堂
鐘楼と経蔵 本堂(仏殿) 方丈 龍吟庵 即宗院 通天橋 普門院 開山堂

天得院
正平年間(1346〜1370)に無夢一清が開創しました。東西にのびた地割に石組みを配し、杉苔によって一面がびっしり覆われている庭園は桃山時代様式の築地塀に囲まれた枯山水。華頭窓からの景色も良く、庭園内に桔梗、萩等四季折々の花が土塀に沿って100mほど咲きます。「桔梗の寺」とも呼ばれ、秋は紅葉の名所です。
  • 拝観期間:特別拝観:6/15〜7/16、11/1〜/30は9:30〜20:30
  • 拝観料:大人300円
  • お問い合わせ:075-561-5239
天得院    天得院
取材当時は、恒例の桔梗の開花に合わせた特別公開中だったので、入る事ができました。
まだ桔梗の見頃には一足早かったようですが、観光客の方達は、桔梗柄のうちわと冷たいお番茶を頂きながら、のんびりと足を休めていました。
日没後には、庭園をライトアップする夜間拝観となるようです。


慶長19年(1614年)に住持となった文英清韓長老が、秀頼の命で撰文した方広寺の鐘銘の中に「国家安康 君臣豊楽」の文字があり、これが徳川家康の怒りを招いてしまい、お寺は取り壊され、豊臣家滅亡を招く大阪冬の陣、夏の陣の引き金となってしまいました。かの有名なエピソードが、このお寺と関係していたとは…。
その後、天命9年(1789年)に再建されています。

また、境内には歌人・萩原井泉水(おぎわらせいせんすい)の「石のしたしさよしぐれけり」という句碑が建っています。
彼は、大正12年の東京大震災前後に、子と妻、母までも失い、その霊を弔うために孤独な身で西国札所を巡りました。その時の住み家がここ、天得院。 これはその頃にここで作られた一句なのだそうです。

春は御黄衣桜に霧島つつじとさつき、秋は白い彼岸花に紅葉、冬は椿…と訪れる人々を四季の花々で受け入れる、悲しみと安らぎをたたえたお寺でした。

芬陀院(雪舟寺)
雪舟作と伝える「鶴亀の庭」があるところから雪舟寺で知られています。「茶関白」一条恵観ゆかりの茶室図南亭が有り、遺愛の勾玉の手水鉢や屑屋型石灯篭を置いています。庭園は画聖雪舟作といわれ、一面の苔と流れるような白砂が美しい禅院式の枯山水です。参道には椿の生垣。苔地の中に鶴島と亀島の石組みがあり、中心石には面白い伝説が残るといわれています。
  • 拝観期間:常時公開(拝観時間 12〜2月 9:00〜16:00)
  • 拝観料:大人300円
  • お問い合わせ:075-541-1761
幼い頃、涙で見事な鼠を描いたというエピソードでお馴染みの、雪舟等楊の作と伝えられるお庭が有名ですね。
芬陀院(雪舟寺)
芬陀院と雪舟との関係ですが、雪舟が少年時代をすごした岡山県の宝福寺が東福寺の末寺であり当院とも法縁があったので、雪舟は度々こちらに足を運んでいたようです。
その際、芬陀院の大檀徒で、時の関白太政大臣であった一条兼良公の好によって、方丈の南庭「鶴亀の庭」を造ったと伝えられています。ここの庭園もまた、火災等で荒廃していたところを、重森三玲氏によって復元修理されました。
芬陀院(雪舟寺) パンフレットによると京都最古の枯山水庭園といい、向かって左側の鶴島は折鶴を表しているのだそうです。想像力を働かせて観てみましょう。
右側の亀島。真ん中にひとつだけ石が突き立ててあるのが気になりませんか?
雪舟が亀島を造った日の夜、その石組みの亀が頭や手足を動かして庭先を這っている姿を観た和尚はびっくり仰天!翌朝、関白兼良公に話すと兼良公は大いにご満悦、雪舟の技を賞賛しましたが、不安な和尚は雪舟になんとかするように求めたところ、雪舟は大笑いして、その亀の甲に大きな石を突き立てたところ、それより動かなくなったそうです。

いやー兼良公と雪舟、和尚が夢でも見たのだろうと思ったかどうかは分かりませんが、物事に動じないツワモノですね。

東庭もまた、鶴亀石組みの枯山水庭園(重森三玲作)です。
奥にある茶室・図南亭は、後陽成天皇の第九皇子でもあり一条家の第14代目であった関白一条恵観公が、茶の湯を楽しまれたと伝えられ、恵観の像が、まるで円窓から東庭を眺めているかのように、安置されています。
芬陀院(雪舟寺)
芬陀院(雪舟寺)

芬陀院(雪舟寺)

♪スキマ情報♪
茶室の中にある風炉先に、「○月×日 妙心寺 昆布一箱」といった言葉がびっしり書かれているのが気になりました。
芬陀院(雪舟寺)
お寺の方に伺うと、東福寺と妙心寺は昔から親交が盛んで、物のやり取りを記録していた手紙がこの芬陀院で見つかり、これを風炉先の模様として使用したのだそうです。




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