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源氏物語特集


源氏物語特集TOP源氏物語とは何ぞや?源氏物語を読んでみよう!京都・源氏物語を歩く

源氏物語を読んでみよう!

源氏物語は54帖にも及ぶ長編小説。その古語で書かれた全文を原典で読もうと思っても、 独特の敬語や言い回しや文法、主語の不明確さで混乱してしまい、読破することは研究者でもない限りは至難の技です。 源氏物語を読み始めて、最初の桐壺の帖でギブアップしてしまう事から「桐壺源氏」という言葉があるのだとか。 そこで、皆さんが「桐壺源氏」とならないよう、源氏物語をやさしく訳した本や、その世界を知る事ができる資料をご紹介します。 11月の源氏物語千年紀記念式典まで、今から読んでもまだ間に合います!

そして、物語の内容や全体像がつかめたら、今度は原文や物語に散りばめられた和歌の言葉のやわらかさにもぜひ触れてみて下さい。
普段私達が使っている現代語とは異なり、四季の移ろいと寄り添うように生きてきた雅な王朝の人々の暮らしを感じながら、瑞々しい余韻を味わう事ができるでしょう。


源氏物語の現代語訳

入門編 1.教科書のような一冊

『源氏物語 ビギナーズクラシックス』(角川ソフィア文庫・武田友宏著)¥ 1000
古文の解説と現代語訳とを話ごとにして載せてあり、読みやすい。大まかなストーリーがわかる入門編。原文も現代語訳も総ルビ付きです。
源氏物語 スタッフも読みました!
「各帖が、巻名の由来・主要人物の年齢・あらすじ・注釈・解説・原文の一部・寸評で構成されていて理解しやすく、読みやすい。原文の響きを味わえるのも魅力的です。 また、どの巻がどういう話を描いているかが人目で分かる目次も便利です。」
『日本の古典を読む』源氏物語 上・下
(全20巻・小学館・阿部秋生、秋山 虔、今井源衛、鈴木日出男著)¥ 1890
※上…2008年1月下旬発売、下…2008年2月下旬発売
有名な場面をセレクトして、古典の魅力をそのまま凝縮しています。原文に現代語訳が付いていて読みやすい。装丁も◎。
『源氏物語』(上・下)(講談社・瀬戸内寂聴著)¥ 660
ほぼ原文のまま脚色なしのシンプルな現代語訳作品。源氏を勉強しようとする人向きです。淡々とした文章の中に雰囲気を感じ、想像をふくらませて読みたい人におすすめします。

2.現代小説のような一冊
『新源氏物語』 (上・中・下) (新潮文庫・田辺聖子著)¥ 660
宝塚でも上演された田辺聖子訳の物語です。とにかく「面白い」ですが、「桐壺」の巻がカットされています。
『霧ふかき宇治の恋 新源氏物語』(上・下) (新潮文庫・田辺聖子著)¥ 580
「田辺聖子テイスト」の宇治十帖です。登場人物が限定され、各人の心理描写を深く掘りげて描かれた近代小説のようなストーリー展開です。
『あさきゆめみし』 (講談社青い鳥文庫・大和和紀原作 時海結以著)¥ 651
マンガ版源氏物語「あさきゆめみし」を小説化。桐壺更衣が帝の寵愛を受ける以前から物語が始まり、時代背景や人物描写も繊細に描かれた作品です。大和和紀氏の豪華なイラストに古典の知識の解説つき。

中級編 ある程度内容を知っている人におすすめ

『女人源氏物語』 (全5巻・集英社文庫・瀬戸内寂聴著) ¥ 480
光源氏をとりまく姫君や侍女といった女性の視点から描かれた作品です。
『まろ、ん??大掴源氏物語』(幻冬舎・小泉吉宏著) ¥1365
なんと光源氏とその一族全が員「栗」。波乱万丈なストーリーをコミカルな絵と軽い読み口で描いてます。マンガといって侮るなかれ。この本を出版するにあたって構想6年、制作に3年を費やしたといいます。
スタッフも読みました!
まろん?? 「ある程度の時代背景や人物の系図、風俗を理解していないと読むには難しい源氏物語ですが、この漫画はその都度ポイントをおさえた解説とかわいいイラストでわかりやすくなっています。光源氏のハラハラさせる恋愛に対して時々淡々と出てくる作者のコメントが読者の心を落ち着かせます(笑)。源氏一族が栗(!)で表されるのに対し、良きライバル頭中将の一族は豆で描かれ、当時の勢力情勢なども把握しながら読むことができます。これで大まかなストーリーを把握してから原典や現代語訳に挑戦するのもオススメです。」

上級編 物語を深く味わいたい人におすすめ

『潤一郎訳源氏物語』 巻1〜5(谷崎潤一郎著・中公文庫) ¥ 960
川端康成が絶賛したという谷崎潤一郎の現代語訳です。原文の雰囲気に忠実ですが、その分主語が分からないなど読みにくい難点も。内容を理解していて、物語を味わいたいという上級者の人向きです。
『全訳源氏物語』(上・中・下)(角川文庫クラシックス・与謝野晶子著) ¥ 840
歌人与謝野晶子による源氏物語です。一帖ごとに与謝野晶子の歌が詠まれているのが特徴。近代文学のため少々難読?

源氏物語のあらすじ(ウェブサイト、現代語訳本)
■あらすじを知る
京都府HP「源氏物語ショートストーリー」
http://www.pref.kyoto.jp/2008genji/1183008489763.html
京都府のHPで源氏物語の全巻のショートストーリーを読むことができます。
あらすじと原文、解説、イラスト付きでわかりやすい。
個人サイト「源氏物語の世界」
http://www.sainet.or.jp/~eshibuya/
源氏物語が世界中の人々から広く読まれ、日本文化の理解と学術の振興に役立てるために作られた、「誰でもが、何時でも、何処からでも、自由に、読むことができて、しかも、使い易く、信頼できる、内容のあるコンテンツを提供したい」という大学教授による個人サイトです。本文、現代語訳を注釈付きで掲載。その他、関連資料も紹介しています。
なんと、携帯版英語版もあります。
■登場人物を知る
源氏物語千年紀HPより「源氏物語をめぐる人々」
http://2008genji.jp/cgi/col3/col3.cgi
大学准教授・山本淳子さんの連載。人物を知りながら読めば、更に面白みが増しそうです。
個人サイト「源氏入門」
http://www8.plala.or.jp/shinozaki/genji-index.htm
源氏物語初心者の著者が現代語訳作品を読みながら魅せられ、様々な関連本を読破。その集大成としてまとめたサイトで、ユーザーからの要望で単行本にもなっているそうです。 文学通ではない、超初心者の読者の立場に立ってわかりやすくその魅力を解説しています。 人物相関図が多く掲載されているのが良心的です。
■古典を読むための資料として
「古典総合研究所」
http://www.genji.co.jp/index.html
源氏物語に登場する和歌(英訳付き)や与謝野晶子訳の全訳など様々なデータベースを紹介しています。語彙検索や古典用言単語帳などのコンテンツがあります。
『源氏物語 六條院の生活』
源氏物語 六條院の生活 (青幻舎・五島邦治監修・風俗博物館編集) ¥ 3450
http://www.seigensha.com/
風俗博物館にある、光源氏の雅な邸宅六條院の建築を4分の1のサイズで表現した模型の解説本とも言うべき一冊。物語の場面に合った設定で当時の建物、調度、装束、小道具などを再現するだけでなく、十二単の着付けの順序を紹介するなどより平安時代の貴族の生活や文化が楽しく理解できます。
■源氏物語マニア向け
ブログ「源氏物語」
http://heian.cocolog-nifty.com/genji/
源氏物語の場面解釈や物語に描かれた儀式・習慣、縁の地などを紹介。上級者向き。
物語文中の索餅ってどんな食べ物??髪削(かみそぎ)ってどうするの??といった平安時代の風俗の謎がわかります。かなりマニアック!
『源氏物語と京都 六條院へ出かけよう』
(光村推古書院・五島邦治監修・風俗博物館編集) ¥ 2400
源氏物語と京都 六條院へ出かけよう http://www.mitsumura-suiko.co.jp/
『源氏物語 六條院の生活』の内容がよりパワーアップした一冊。藤の裏葉の巻に登場する天皇の行幸シーンを忠実に再現し、雅楽や舞の解説などもあり、まるで読み手も参加しているかのような平安時代の貴族の人々の息づかいが聞こえてきそうです。年中行事など四季の移り変りに加え、実際に造った本物の牛車で清水寺参詣をするといった平安京全体にまでスケールが広がっています。
京都外国語大学付属図書館「世界で読まれる源氏物語」
http://www.kufs.ac.jp/toshokan/genji/genjiworld.html
世界各国で出版されている源氏物語と紫式部日記や研究書の中で、当図書館が所蔵する約530冊を検索でき、図書館で登録すれば学生以外の人も本を閲覧したり、借りることができます。 翻訳者の名前から検索する事もできます。外国語翻訳本でも英、仏、独、露、中、伊、スペイン、スウェーデンなど多数揃っています。
外国語翻訳の源氏物語や紫式部日記について知りたい人への足掛かりに。
■番外編
源氏物語占い
http://www.genji-daigaku.com/uranai/
自分の生年月日でどんな登場人物のキャラにあてはまるか遊んでみましょう。
意外に登場人物の内面が見えてくるかも!





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