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二日目・遅めの桜観光にもおすすめ洛北コース

大原ふれあい朝市~早起きは三文の徳~

京都の若手料理人も足を運ぶという大原の朝市
見た目は少しばかり不揃いだけど、新鮮で美味しい野菜が手に入るので人気を呼んでいるのだとか。
約20~25軒ほどのお店には、朝に取れたばかりの野菜やお弁当、花、鯖寿司、草餅や卵、鶏肉やケーキなどなど、
大原の物産が一同に集まり、試食も楽しめて見るものを飽きさせません。
野菜は全て100~200円で、それぞれ作った農家の方の顔写真とメッセージが紹介されています。 隣には食堂もあります。

 

■スキマ情報

9時頃には大半のお店が売り切れで終了しています。
市では豚汁や柴漬け入りのたこ焼き、温かいコーヒーをベンチに座りながら頂く事ができるので、
朝食をここで取るつもりで早めに到着するのがおすすめです。

  

  • 日程:毎週日曜 7時頃~11時頃
  • 場所:里の駅 大原(075-744-4321)

さて、ここからは大原観光保勝会H.Pの「大原の里・春の花マップ」を参考に、
大原の桜や棚田、古い石垣と旧家の景色を楽しみます。

 

 

大原工房~草木染めに春を感じて~

やわらかな色合いの草木染め。
古いTシャツ等を持参して自分で染める事もできます(要相談)。
どんな植物からどの様な色が取り出せるのか、ご主人のお話を聞きながら、
かまどのある工房で体験します。

  

藍染めの場合、作業そのものは割と単純。
染料に漬ける時間や範囲を決めるのが少し難しいけれど、そこが手染めの面白さ。
月に2度は糸を撚る練習をしに来ているというアメリカ人の方(日本語がお上手です!
工房のご主人も英語がペラペラとのウワサ)や、テキスタイルデザイナーという常連さんの姿も。

  

■スキマ情報

所要時間や予算、作りたいものなどをよく相談してから体験する事をおすすめします。
ストールの藍染めの場合、所要時間は約1時間半、お値段は4200円でした。

 

  • 場所:大原工房(京都市左京区大原草生町327)
  • 時間:9~17時(水曜定休)、体験所要時間:1時間程~1日コース
  • 料金:シルクハンカチ:500円~、Tシャツ(持ち込みの場合)…約3,000円前後
  • お問い合わせ:075-744-3138(草木染め体験は要予約)

エヴァンタイユ~滋味豊かな地野菜で元気になる~

大原の朝市で新鮮な特産品が並ぶ様を目の当たりにしてから、
無性に美味しい野菜が食べたくなっていませんか?
こちらは、自然に限りなく近い有機栽培のもと丁寧に作られた上賀茂、
大原の地野菜が食べられるお店です。
1984年のオープン以来追求し続けて来た、身体に優しく滋味溢れる料理を頂きます。

TEL:075-712-0750
http://www.eventail.jp/

実相院(約 30 分)~後世に残したい王朝風情~

大原の里山風景から一変。今度は宮様の風格漂う鎌倉初期の門跡寺院です。
本堂・四脚門・お車寄せに御所の名残りを感じ、
磨かれた板の間に楓の木々が映り込む「床もみじ」が有名ですが、
かつては蹴鞠の庭であったと伝えられる客殿東の広大な石庭にも目を奪われます。
⇒実相院公式ホームページ

岩倉具視幽棲旧宅

実相院のすぐ近くにあるこちらもおすすめです。 ⇒岩倉具視幽棲旧宅公式ホームページ
(事前に帰りのバスの時刻表チェックをお忘れなく!)。

ここで蟄居していた具視の元を訪ねた西郷隆盛や大久保利通、
坂本龍馬らが密議をしたという座敷や、岩倉具視親子の遺髪塚や手植えの松、炊事場など、
ほんの少し前まで人の気配があったかのようなリアルな空気感が魅力的。

TEL:075-781-7984




邸内の対岳文庫には具視の遺品や和宮の手紙など当時の維新史料文書などの
文化財が展示してあり、幕末史が好きな人にはたまらない内容です。

 
 

鄰雲軒のガラス障子。大宮御所より拝領されたものだそうです。
これを反対側から見ると…障子の桟が逆光に映え、全く異なる美しさを見せてくれるのです。
和製アール・デコ!?
ちなみに、ここの紅葉も綺麗だそうです。これは穴場かも!?

 

渉成園(枳殻邸)~桜の数も、賑わいも、程よく心地よい~

ここで京都駅から近い桜の名所をご紹介しましょう。
国の名勝にも指定されています。 ⇒京都の桜特集

光源氏のモデル・源融の別荘・河原院の一部であると言われ、
現在の地は徳川家光によって寄進され、詩仙堂でお馴染みの石川丈山が作庭、
といった皆さんもよくご存じの歴史上の人物たちと縁の深いスポットです。
受け付けは15時半までなので、ご注意を。

一言コラム

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