油小路七条の西に「自家製うどん・そば自慢のだし大阪屋」と書かれた看板が目に入った。油小路の変の際、「角の蕎麦屋」の二階で永倉新八らが伊東甲子太郎の死体を引き取りに来る御陵衛士を見張っていたという。
気さくな店のご主人と奥様に「このお店はいつからの創業ですか?」と尋ねると「昭和25年くらいからです。」とのこと。幕末とは道の幅も町並みも変わっていて、戦前は近くの本願寺の門前町で商売されていたそうだ。
大阪屋さんと新選組との関わりはないそうだが、西本願寺の太鼓楼に新選組の屯所があったこと、太鼓楼では30年ほど前まで時刻を知らせるために太鼓が鳴らされ、この習慣は新選組の頃からあったのではないか、ということなども親切に教えて下さった。
大阪屋さんの麺類は自家製でだしが利いていてとても美味しい。全国各地の「たぬき」が味わえるのも魅力の一つ。東京風はあげと天ぷら、名古屋風はあげとかしわ、京都風はあげ入りあんかけ、大阪風はきつねそばとたぬきも様々。
どれにしようか迷ったが、やはり京都ということで「京都風たぬき¥480-を注文してみた。程良い甘みのおあげにネギとショウガの辛さがベストマッチ!あんかけで体の芯まで暖まり、腹持ちもいい。 あんかけものの種類が豊富なことや鍋焼きうどんが¥530-とリーズナブルな価格で食べられることも魅力の一つ。
親切なご夫妻と美味しい京風たぬきで身も心も暖かくなってお店を後にした。
住所:下京区堀川七条東入ル
TEL:075−371−3938
営業時間:10:30〜17:00
定休日:金曜日 |

油小路七条西のうどん・そばの店大阪屋

日本全国のたぬきが味わえる。京都風たぬきはあげ入りあんかけで¥480-。 |