
安倍晴明木像(長仙院蔵)

晴明像は2体の僧形像と安置 |
・・・鋭い眼光に陰陽師の本質を見る
四条大橋を渡って河原通を北へ。六角通を西に入ると繁華街の中に長仙院(日中随時・拝観無料、075-221-5179へ要予約)。
ここは安倍晴明の木像が安置される寺。いよいよその実像に迫ることができる?本堂の片隅に2体の木像(1体は蝉丸という説あり)と共に置かれた目前の晴明像は、束帯姿の座像。狩衣の袖を翻し、眉間に皺を寄せ、鋭い眼光を放っている。
若くて美形、マンガの晴明とはイメージが違い、40代くらいだろうか?大陰陽師の威厳と風格が漂う。
この晴明像は、廃仏毀釈に伴い、明治10年、本尊の阿弥陀如来像など5体と共に、松原橋近く(先程訪れた元晴明の墓があった辺り)の清円寺から譲り受けられたもの。 幸運にもその興味深い契約書を見せていただくことができた。
もちろん長仙院は、晴明像以外にも見所が多い。本尊の脇侍の勢至菩薩の姿態や、良く手入れされたサツキの庭も美しく、周囲の喧噪を忘れるほどだ。 |