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涅槃会 続き




槃図の公開が1ヶ月に渡って行なわれ、涅槃会法要は15日。「花供祖(はなくそ)あられ」の授与もあります(有料・ 拝観料に込み)。

☆涅槃図:江戸時代中期、宝永6年のもの。
タテ6m・ヨコ4mの紙本着色の極彩色

1709年に三井家から寄進されたもので、横たわる釈迦の周囲に鯨や蛸など海の生物を含む日本最多の127種類の多様な生物が描かれているのが特徴です。
♪ スキマ情報 ♪
秘仏御本尊の阿弥陀如来立像は女性を救う「うなずきの弥陀」と呼ばれています。
期間:2024年3月1日(金)~4月7日(日)
時間:9:00~15:45
拝観料:1,000円(菓子付)(※過去の例)
アクセス:市バス5「真如堂前」

※涅槃会法要:15日/9時半〜(※過去の例)
★お釈迦さんの鼻くそ?花供租あられの秘密★

この鼻くそを食べるととてもご利益があるのです。鼻くそは「花供租」と表し、食べると1年間、病気をしないで無事に過ごせるというもの。かつては家庭でお やつとして作られていたお菓子ですが、すっかり硬くなった鏡餅をあられ状に細かく切って黒豆、白豆といっしょにいって砂糖醤油でまぶします。とても香ばしくて、あま辛く子供たちの間では「お釈迦さんの鼻くそ〜」といって、この季節になるとおやつとして親しまれていました。


涅槃図の開帳は本堂で行われ、画僧・明兆(室町時代初期)は、大道一以に師事し当寺にはいりこの大涅槃図を描きました。東福寺には多くの彼の作品が所蔵されています。
本法寺(長谷川等伯筆)、大徳寺(狩野松榮筆)の涅槃図と共に日本三大涅槃図の1つで、天井の高い本堂の上から下まであり大迫力。
涅槃図の掲げられた本堂の中で花供御(はなくご)が授与されています(有料)。また、方丈では東福寺未生流による献花展・呈茶、15日(※過去の例)のみ13時より本堂にて尺八献笛、境内では3日間甘酒の接待があります。
合わせて国宝の三門や、塔頭の一つである龍吟庵も特別公開されます。
  

期間:3/14〜/16 (※毎年同じ日程です)
時間:9:00~16:00(受付は15:30まで) ※最終日のみ15:30まで(受付は15:00まで)
拝観料:
●国宝 三門楼上佛像天井絵:一般1000円
●龍吟庵 国宝の方丈と庭園:一般1000円
●本堂 涅槃会 大涅槃図開帳:拝観料は(無料)
アクセス:JR奈良線・京阪電車「東福寺」駅より徒歩約10分

♪ スキマ情報 ♪
東福寺の涅槃図は、一般的な涅槃図では描かれない猫がいるのが特徴です。見つけられるでしょうか!?
☆涅槃図:室町時代の僧明兆作
タテ約12m、ヨコ約6.5m、重さ約124kg
本法寺 (長谷川等伯筆)、
大徳寺(狩野松榮筆)の
涅槃図と共に日本三大
涅槃図の1つ。


凉寺嵯峨大念仏狂言(重要無形民俗文化財)は、京の三大念仏狂言の一つで、自由に鑑賞できます。また、護摩儀厄除祈願は、朝から受け付けています。
涅槃会法要の後、お松明式が行われますが、嵯峨松明式は京の三大火祭りの1つでスケールが大きく、本堂前に8メートル余の大松明3基を立て、点火します。大松明は赤松の枝とフジのつるで作られ、それぞれ早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)に見立てており、この燃え具合で農作物の吉凶を占うものです。
京都でも最も古い行事の一つで、釈迦を荼毘(火葬)に付したときの有様を再現した祭りだといわれています。夜店も出てじっくり楽しめますがかなりの混雑が予想されます。

日時:3/15 10時〜  雨天決行 (※毎年同じ日程です)
※狂言の上演(狂言堂にて無料)15時半~
※涅槃会の法要18時半〜
※ 「松明式お練り」20時頃〜
拝観料:当日は夜間のみ無料(但し、15日以外は400円)
アクセス:京都バス71、72「嵯峨釈迦堂前」または
JR「嵯峨嵐山」駅より徒歩約14分


湧寺で 一般公開される大涅槃図は縦16m横8mの日本最大の紙本極彩色です。江戸中期の享保2(1717)年に浄土宗の僧侶・明誉古礀上人が描いたもの。15日に涅槃会法要が行われます。

☆涅槃図:タテ16m、ヨコ8mで日本最大。
享保2(1717)年明誉古礀上人作

余りにも大き過ぎて一部が天井と床にはみ出すほど。北枕で西を向いて中央に横たわる釈迦を弟子や動物たちが幾重にも取り囲み、手を合わせたり涙をぬぐったりして釈迦の死を悲しみ、また悲しみで沙羅双樹が枯れたている様子が描かれています。
日時:2024年3月11日(月)~17日(日)
※涅槃会の法要 15日10時~、13時~
 「京の冬の旅 」 舎利殿特別公開
 泉涌寺涅槃図と矢尾治の朝粥
拝観料:500円
アクセス:市バス208「泉涌寺道」または
JR奈良線・京阪「東福寺」駅より徒歩約20分


法寺にある涅槃図が公開されます。
長谷川等伯が描いた縦10メートル横6メートルの大作です。東福寺(吉山明兆筆)、大徳寺(狩野松榮筆)の涅槃図と共に日本三大涅槃図の1つ。あわせて寺宝も公開されます。
「三巴の庭」は国の名勝。


日時:3月14日~4月15日(寺の行事のある時は休止)
拝観料:1,000円
アクセス:市バス9「堀川寺之内」または
地下鉄「鞍馬口」駅より徒歩約12分

☆涅槃図:長谷川等伯作の重文。
名勝三巴の庭:本阿弥光悦作。



★その他の涅槃図公開★
轉法輪寺 京都で一番大きい大仏と修復後の涅槃図公開
2017年に修復が終了したばかり。1764年に作られた縦5メートル30センチ、横3メートル90センチの大涅槃図です。スタッフレポート
  • 日時:2024年2月12日(月)~3月24日(日)10:00~16:00
    ※事前予約制。詳細は公式ホームページをご確認ください。
  • 料金:涅槃図維持のため300円程度
  • アクセス:市バス26「御室仁和寺」駅、市バス59「塔ノ下」駅または
  • 嵐電「御室仁和寺」駅もしくは「妙心寺」駅より徒歩12分
  • お問い合わせ:075-464-2668
西寿寺 修復後の涅槃図公開
近年修復された江戸前期の大涅槃図です。  
  • 日時:一般公開:2024年2月14日(水)13:00~15:00
    ※2024年より2月14日のみの公開となりました。
  • 料金:涅槃会公開 :無料
  • アクセス:JRバス「福王子」駅
  • お問い合わせ:075-462-4851
水寺・釈迦涅槃図を無料公開
経堂(重要文化財)に「釈迦涅槃図」が掲げられます。
☆涅槃図:タテ4m、ヨコ 3m。
江戸中期(1708年)・狩野派の絵師山口雪渓の作と伝わる。

  • 日時:2024年2月15日(木)~25日(日)9:00~16:00
  • 料金:大人300円
  • アクセス:市バス206「清水道」
  • お問い合わせ:075-551-1234
     
台寺 横長の涅槃図公開     
約660年前の室町初期に描かれた仏画『八相涅槃図)』が修復を終え公開が始まりました。
富山の寺院からねねへ寄進されたものだという涅槃図は作者不明ですが、釈迦が入滅する場面の周囲に生涯が描かれており、本堂にて公開されます。
☆涅槃図:縦1.82m、横2.38mの横長形が特徴。

境内南側にある利生堂(りしょうどう)内のホールでは、壁一面に涅槃図のデジタル複製画が貼り巡らされており、涅槃会期間中は「涅槃まつり」として、毎日15時30分より読経と法話、お授けものがあります。(※過去の例。数量限定・先着順)
  • 日時:涅槃展:2月1日~2月末(※毎年同じ日程です)、
  • アクセス:市バス206「東山安井」または京阪「祇園四条」駅より徒歩約10分
  • お問い合わせ:075-561-9966
休寺 「涅槃図」三幅を特別公開    
涅槃図:、南北朝時代、室町時代初期、江戸時代後期の三幅を特別公開。 描かれた時代によって、色調や動物が異なり、住職やボランティアガイドが説明します。
  • 日時:3/15(※毎年同じ日程です)
  • アクセス:JR「京田辺」駅
  • お問い合わせ:0774-62-0193
龍寺 「刺繍八相大涅槃図」を特別公開    
  • 日時:2024年3月2日(土) ~24日(日)9~16時20分
    涅槃会:3月15日


 

主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。

一言コラム

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