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「夜の街」の昼の顔・祇園(続き)

六波羅蜜寺を出て建仁寺に向かう途中で遭遇した看板。こんな職業があったのか…?今度クマでもしとめたらここに持って来ます。 *
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* 怪しい磁気コルセットの路上セールスおばさんを尻目に建仁寺に入ります。建仁寺は栄西を開祖とする臨済宗建仁寺派の大本山。春・秋に一般公開される重要文化財の方丈が有名です。犬を散歩させる主婦や弁当を食べるおじさん以外に人が居ない、閑散とした境内をぐるっと一回りしてきました。
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八坂神社についたのは午後4時。恵比寿さんののぼりがはためいて、スピーカーからは「やーさかじんじゃのえべっさん♪しょーばいはんじょでささもってこい♪(八坂神社の恵比寿さん、商売繁盛で笹持って来い)」と延々繰り返されます。

そう、八坂神社内にも恵比寿さんの社があるのです。でも恵比寿神社のそれと比べると小さくて何かもの悲しげでした。出店も縄手には敵いません。「今、一番人気!!」がうたい文句のチーズちくわ売りのお兄さんもチーズちくわ同様、顔色が優れませんでした。
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さて5時にもなるともう暗くなってきます。家路に着こうと四条通を歩いて行ったところ、前々から気になっていた看板がちょうど視界の片隅に入ってきました。縄手通四条の一銭洋食向かいのビルにちゃんばら屋と書かれた看板。間違いなく居酒屋です。(※「ちゃんばら屋」は2006年5月20日に閉店しました)

入ってみると中にチョンマゲ店員はいませんでしたが、座敷ワラシに覗かれている便所や着物姿の女将さんが良い雰囲気でした。何でも女将さんは時代劇中心の劇団の方だとか。ついでに聞いたチョンマゲ店員は金土に店にいるということでした(本当に居たんだ!)。今日は散歩終了、また来ます。
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今日は10日ゑびすの日だけあって昼も人出が多かったですが、普段はもう少し静かでじっと夜を待っているかのような祇園。昼に訪れると、夜には見えない「生活感」といったものが感じられたような気がします。それは開店準備に追われる女将さんであったり、稽古帰りの舞妓さんであったり、店先で煙草を吸う白衣の板さんであったりするわけで、日の光の下でそれらが生活感を帯びてくるのです。今度は祭事のない平日の昼間、また祇園を訪ねてみたいと思います。
さんぽ  中村吉宏

一言コラム

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