
新緑の森を進む神馬、その背中で揺れ動く錦蓋(きんがい)・・・。
葵祭りに先駆けて神霊を下鴨神社に迎える重要な神事だけに、神々しい風景です。
早朝、祭官、供奉者約150人が下鴨神社を出て、比叡山の八瀬御蔭神社に向かいます。
八瀬御蔭神社では、入り口を従者が固めつつ、社殿内で神移しが行われます。
その様子は見学も拝むこともできない、神聖な儀。
赤の宮神社に立ち寄り、北大路通の下鴨本通交差点から
下鴨神社南参道までの約1kmを巡行します。
そして神霊を迎えた神幸列が、下鴨神社に着くと、
「東遊び」の舞楽を奉納します(切芝の神事。雨天中止)。
東遊びは見学者も多いので早めの席の確保がおすすめです。
葵祭りのように超有名でない分、地元では熱心なファンが多い祭です。
■場 所: | 下鴨神社、御蔭神社 |
■期 間: | 5/12(※毎年同じ日程です) |
■時 間: | 9:20 勧盃の儀 10:30 下鴨神社を出発 12:00 御蔭神社にて祭儀 神迎の儀 12:30 御蔭神社を出発 13:10 赤ノ宮神社にて赤宮路次祭 舞楽奉納(露店が並びます) 14:10 赤宮出発 14:40 貴船町着 15:00 中通り巡行 15:40 下鴨神社内河合神社着 16:00 切芝神事東遊奉納 17:00 遷御 (※過去の例) |
■アクセス: | 市バス4・205「下鴨神社前」 または京阪「出町柳」駅より徒歩12分 |
■お問合せ: | 075-781-0010 |
■詳細ページ: | 京都の世界遺産特集 スタッフレポート 葵祭特集 |
大田神社の脇に大田の沢という湿地がありますが、その池に天然記念物のかきつばたが群生しています。
その美しさに圧倒されることは間違いありません。朝方の杜若が最高に美しいそう。見頃は5月中旬~下旬です。
「いずれが あやめか かきつばた」と言われるように、あやめとかきつばたは非常に区別しにくい花ですね。
あやめとかきつばたは同じアヤメ科植物で、かきつばたは水のあるところを好むのに対して、 あやめは陸を好むのだそう。
■場 所: | 大田神社 |
■期 間: | 見頃は例年5月中旬~下旬頃 |
■アクセス: | 地下鉄烏丸線「北大路」駅より市バス北3「御薗口町」 |
■お問合せ: | 075-781-0907 |
■詳細ページ: | 関連ページ 上賀茂神社公式ホームページ |