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京のお話

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園山明子さんの

美人のオーラを作る礼儀作法


第39回 美人のオーラを残して すれ違いの際のおじぎ

道路でのすれ違い

 道路の真ん中、あるいはデパートの通路等であいさつを交わされている光景を時折見かけます。 本人たちは、互いにおいさつという礼を尽くしている思いでしょうが、その道が狭ければ、他の人には大変迷惑になります。 通行の邪魔にならないような心遣いが大切です。 親しい間柄であれば、両方とも歩きながら会釈を交わされていいでしょう。

 廊下や狭い道ではぶつかることのないよう互いに右によけて、会釈を交わしながらすれ違います。 更に近づいてきたら、相手の目をきちんと見てから半歩下がり、敬礼をします。 半歩下がるという動作で相手に対する敬意を表すことになります。 そして、目上の人が通り過ぎるのを待ってから歩き始めます。 学校の先生や職場の上司には、一日に何回も会うことがありますので、そういう場合は、最初だけ敬礼し、あとは会釈でもかまいません。

 また、知らない人と狭い道路ですれ違った時、さりげなく交わす軽い会釈、あるいは、お年寄りや身体の不自由な人に対するすれ違い際の何気ない心遣いを見るにつけ、何かしらホッとするものがあります。 日本人の古き良き伝統文化が受け継がれている思いで心が和みます。

階段でのすれ違い

 階段を2、3段上がったところで降りてくる人に気がついた場合、下まで降りて相手を待ち敬礼します。 中程、あるいは、もう少し上で出会ったならば、その場で立ち止まり、相手が降りてくるのを待って、少し体を引く(半歩下がるしぐさ)気持ちで敬礼します。 自分が降りている途中であったならば、相手が同じ段にくるまでそのまま立ち止まり、相手を見下ろすことのないよう伏し目がちに待ち、そこで敬礼をし、相手が上がるのを待ってから降ります。

 思い出してみてください。デパートや駅などのエスカレーター前で偶然知人に遭遇したのか、ペコペコお辞儀をして挨拶を交わしている人を見かけたことはありませんか?思いがけない出会いは嬉しいもの。でも後から続いて来た人はつかえてしまって身動きが取りにくくなってしまいます。そんな時は立ち話に入る前に、周りの様子を気に掛けることが大切ですね。

美人のオーラは常に冷静に、周りに気配りすることから得られるのです。次回はいよいよ最終回です。

『心の礼法 〜こころのおしゃれ 凛〜』より
まとめ:e京都ねっと 小山



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