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京のお話

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園山明子さんの

美人のオーラを作る礼儀作法


第17回 結婚式にそなえて

結婚式にお呼ばれする機会もずいぶん多いことでしょう。 以前金品贈答の作法についてお話しましたが、今回も基本的な事を振り返ってみましょう。

結婚式、同窓会等の案内状をいただくのは嬉しいもの。 しかし、案内状を差し出す家族、あるいはお世話役の方は大変です。 出欠を問う往復葉書では、できる限り早く返信したいものです。 幹事をする際、返信葉書に「幹事役ご苦労様です」、「この度は大変お世話になります」等、書き添えられていると、その人の温かい人柄に、心安らぎます。

 出席の下に「心嬉しく(楽しみに)出席させていただきます」等と書き添えておくとよいでしょう。 欠席する場合でも、欠席の下に「いたします」と書き添え、理由も書いておくと、人柄がしのばれます。 また、出席の返事を出したあとに、何かの都合でどうしても出席できなくなった場合は、必ず連絡して了解を得ることが大切です。

■返信用葉書の書き方
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花の受け渡し

 物が満ち足りている現代。贈り物をするとき、何にしようかと迷うことがよくあります。 そのようなとき花を贈るという方が最近は増えています。 私は、品物を贈る場合でも、花を一輪添えて差し上げることを心掛けています。一 輪の花で、ほんのわずかでも心が潤う気がするものですから。

 花は渡し方によって、一層美しく見えることをご存知でしょうか。 梅や桃など、木に咲く花を渡すときは、花を上にして渡した方が見事に見え、桔梗や紫陽花のように立てると頭を下げてしまうような草花は、花の部分を下に向けて渡した方がきれいに見えます。 茎がしっかりとしたものであれば、横にして渡した方が、より美しく見えるでしょう。 相手が花束を左腕で支え、根元を右手で持てるようにするためです。

■花の渡し方
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 花を選ぶときにも、ちょっとした気遣いがほしいもの。 お見舞い用には、いくつかタブーとされていることがあります。床に長く就くことを嫌う意味から、鉢植えのものは嫌がられ、また百合などのように香りのきついものは、刺激が強すぎますので避けましょう。 パーティー等に持っていくのには、蘭とかカトレアのように華やかな花が最適でしょう。 きっとその場をゴージャスに演出してくれるはずです。場面に応じた花を、その場に適した方法で渡すこと。それは相手に対する思いやりにほかなりません。

 人々の生活が潤い、使い捨ての時代という言葉が使われはじめたころから、卸売り市場で取り引きされる花の量が、どんどん伸びてきたと言います。 人々がハングリーだった時代から、満ち足りた時代への変換期に需要の増えてきた花。 それを聞いて平和な世の中の到来を実感し、幸せな思いを持ったのも束の間、最近は満ち足りているが故の心の病が、様々な事件を巻き起こしているように思えます。花どころではないという世の中にならないよう、花一輪の効用を日常生活に取り入れたいものです。

 花の宅配も、時として元気の無い花を贈られてしまうことも。 良い花屋さんを選んで。 心の中にも花を一輪持ちましょう。 良い「美人のオーラ」を得るために。

『心の礼法 〜こころのおしゃれ 凛〜』より
まとめ:e京都ねっと 小山



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