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京のお話

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園山明子さんの

美人のオーラを作る礼儀作法


第10回 訪問マナーシリーズ その1

夏も終わりを告げましたが、まだまだ残暑はしばらく続きそうです。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか。9月の15日は敬老の日。 なかなかおじいさん、おばあさんに会えない人は、訪問するだけでもとても喜ばれるのではないでしょうか。 そういう時こそ、きちんとして「美人のオーラ」を認めてもらわなくては!

 9月は他家を訪問する時のマナーを4回に分けてご紹介したいと思います 。

訪問の際のマナー

予約

事前に要件と所要時間を知らせ、日時の約束をするのが礼儀です。 訪問時間は三十分から一時間が適当でしょう。 急用でない限り、 早朝、夜九時以降、食事時は、避けたいものです。 仮に食事時にかかりそうな場合は「済ませて参りますので」とあらかじめ伝えておくと、余分な気遣いをさせずに済みます。
また 定刻より一、二分遅れて訪れるのが、最も良いタイミングです。 約束の時間より早すぎても、遅すぎても、失礼になります。

服装

これは、T.P.Oの判断が要求されます。 正式な訪問となれば、正装でなければなりませんし、それほどでもないなら、正装に準ずる服装でよいでしょう。 ホーム・パーティー等では、その内容にもよるでしょうが、通常は正装で出席した方が、相手に失礼になりません。 私的な訪問ならば、できる限り、オーソドックスであまり目立たない服装が好まれるでしょう。 要は、 接する相手にさわやかで、明るい印象を与えること・・・ それが第一条件です。

手土産の選び方

正式な訪問ならば、当然持っていくべきものは自然に決まってくるでしょう。 しかし、一般の訪問の際には、相手によって、多少違ってきます。 相手の好みが分からない場合には、家族全員で食べることのできるお菓子等が無難かもしれません。 相手の負担にならない範囲で選び、 あまり高価なものは避けましょう。

玄関先でのマナー

玄関のコールは、最近は、インターホンであったり、カメラシステムになっている場合も多いようですから、チャイムを押したその時から、相手と対面したと同様の気遣いが必要です。 相手が出ないからと続けざまに鳴らすのは失礼です。 何か手の放せないことがあるのかもしれないからです。 玄関で訪問の相手を待つ時は、 玄関の下座の方で待つとよいでしょう。

コートの取り扱い

様式の作法では、部屋に入って初めて脱ぎますが、日本の場合は、 玄関に入るとき、すでにコートは脱いで手にもっていることが作法です。 ただし、かなりの雨が降っていたり、吹雪のときなどは玄関内で脱いでも、失礼にはなりません。 手袋、ショール、マフラー等は事前に取っておきましょう。 脱いだコートは、濡れていれば、中表にしてたたみ、先方から「コートをお預かりします」と言われれば、玄関の下座の方に置きます。 決して部屋の中まで持ち込むことはしません。

和コートの脱ぎ方

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両袖を持ち、軽く引きます。 持った手をそのまま後ろへ廻し、右手で両袖口を合わせ持ち肩口から脱ぎます。 前に回し両肩山、両袖口をそろえます。 袖だたみにして左手に持ちます。

ショール・ストールの付け方

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軽くたたんだストールを片手に持ちます。 後ろに回し、両手で開き片方ずつ肩にかけていきます。

ショール・ストールの脱ぎ方

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片手で前を抑え、もう一方の手でストールの後ろ中央を少し下に引く。 片方の肩より静かにはずします。 前に回し、大きく二つ折りにします。 さらに持ちやすいように小さくたたみ、左に持ちます。

 細かい!と思われるかもしれませんが、自分の体を使って覚えれば、すぐに体得できると思います。

 来週はいよいよ部屋に入ります。 コートやストールの扱い方は、これから涼しくなるにつれ役立ってくると思います。 特に和服コート・ストールは将来成人式を迎えられるお嬢様にも是非教えてあげて下さい。 他家にて礼儀正しく振舞える自分をアピールし、「おぬし、なかなかやるな」と思わせてみたいものですね!

 年配の方に負けないくらいの礼儀を身に付け、「美人のオーラ」を末永く保ち続けましょう!

『心の礼法 〜こころのおしゃれ 凛〜』より
まとめ:e京都ねっと 小山



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