これを「ハナガエリ」といいます。恐らくは、結婚式の準備や当日の緊張、旅行の疲れを休めるために、
作られたしきたりではないかと思います。
(私自身は、ハナガエリをしませんでした。その代わりだったのでしょうか、私がこちらの生活に
慣れるまで1週間ほど、主人は休みをとって家にいてくれました。)
さて、それがすむと「挨拶回り」が待っています。
私は、お母さんについて、普段の服で近所の人へ「よろしくおねがいします」と挨拶回りをしましたが、
きちんとした方は、ちゃんと、訪問着を着て挨拶回りをしたそうです。
この時大抵は、お饅頭を持ってまわります。
私のように、主人の母と同居したパターンでなく、普通にマンションを借りるなり、家を買った人でも
引越し挨拶を兼ねて、挨拶周りはなさったのではないで しょうか?
ただ、それと違う点は、近所の人といってもこの辺りは、近所の人=親戚の人なので、ようは、
親戚周りみたいなものでしたので、知らない人に挨拶をして 回ったわけではないというところでしょうか?