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お花見弁当・さば寿司・白和え

お花見弁当

難易度:★★ (食べやすく、華やかに、彩りを考えて)
京都には桜の名所がいっぱいです。これはお花見しないことにはもったいない!
このころ、京では町内ごとに"お千度"といって、町内安全のための行事が行われます。氏神さんでお千度札と呼ばれる木の札を持って、本堂の周りを一回りするごとにそれを納めていきます。本堂でのお祓いを済ませたら、いよいよお花見タイム!

特別にお重に詰めたお弁当はいつもよりももっと美味しそうに見えますね。食べやすいものばかり集めて、こんなおかずはいかがでしょう。
  1. 上の段
    椎茸の煮いたん、松葉がれい(焼きかれい)、だし巻き卵、かまぼこ、紅しょうが
     
  2. 中の段
    たけのことふき(じきがつおで煮き、地を切っておく)、いいだこと流れ子(とこぶし。殻から外す。)湯がいて水、砂糖、清酒、薄口・濃口醤油で煮く。)
     
  3. 下の段
    型押ししたご飯に黒ごまをふる、とろろこぶを敷く、鮭そぼろをふりかけるなど、華やかにしましょう。

さば寿司

難易度:★★★★ (塩は淡くしましょう。)
4月第2日曜は今宮さん(今宮神社)のやすらい祭の日です。お祭といえばさば寿司。
そしてこの頃の鯖は食べごろです。お祭当日の朝にかまぼこやおこわと共に親戚などに配るのです。私の祖母宅からもよく鯖ずしが届きます。普通のお寿司よりもご飯がたっぷりで食べ応えがあります。身によって脂が強かったり、パサパサしていたりしていても、手づくりならでは。これも一興というものです。

材料:塩鯖、米、もち米(3割くらい。前日に水につけておく)、こぶだし、砂糖、塩、酢(ご飯の1割くらい。)
  1. 昆布のつけだしで米を炊く。ご飯が熱いうちに砂糖と塩少々の酢(砂1:塩1/3:酢1くらい)で合わせたら冷ます。うちわなどで冷ましながら、しゃもじで練らずに切り込むように混ぜる。完全に冷めてから手で練ると、むっちり感が出て来ます。。
     
  2. 鯖を三枚おろしにして塩をし、腹の骨や背の小骨をそぎ取って酢に10~15分程浸し、上げたら水気を切る
     
  3. 1升分くらいのご飯をさばの大きさを見ながら5、6本に分けて棒状に握る。
     
  4. 堅く絞った濡れふきんをまな板(巻きすでもよい)に広げてその上に鯖の皮を引く。皮はだの方を下にしてふきんに置き、背の身を削って尾の方に足す。鯖を短冊状に。
     
  5. 鯖の上にご飯を乗せたら、ふきんで締めて形を整える。
     
  6. 鯖を竹の皮に包み、タッパ―などの箱に並べて落し蓋をする。重石をして2,3時間以上おく。白板(薄い昆布)を載せると、それらしくなりますね。

白和え

難易度:★ (果物にも合います)
舌に乗せると、程よい冷たさが心地いい、春には欠かせないおばんざいです。

材料:具(人参、干し椎茸、こんにゃく、お多福豆、りんごなど)豆腐、からし、砂糖、塩、薄口醤油
  1. からしを溶き、水気を切っておいたおとふとよく擦り合わす。砂糖と薄口を少々、塩、調味料で薄味にして擦る。
     
  2. 具の人参は千切りにして湯がく、椎茸ならもどして砂糖と醤油で薄味を付ける。お多福豆は塩ゆでにして外皮をむく、りんごは薄切りにして、和える。

一言コラム

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