2008年はミス・インターナショナルの各国代表が参加! 各国の民族衣装を着用したミス・インターナショナルの各国代表の女性約60人が、列の前を20人ずつ交代で歩きます。 新調された衣装に注目!人員も増加 紫式部の小袿(こうちぎ)などが新調され、室町時代の幕府執政列、洛中風俗列は人数を増加、お囃子がより賑やかに響き渡りそうです。 紫式部の小袿は36年ぶりの新調で、蘇芳色の地に黄色の唐花襷紋(たすきもん)を織り込んでいます。 増員分の衣装や武具は約2300万円かけて新調されたとか。 将軍に従う奉公衆は鎧に直垂姿で、当時流行していたという左右の柄が異なる「片身替(かたみがわり)」を採用しています。洛中風俗列の太鼓受の衣装は、山吹色に四色のモミジを散らした意匠です。 カラーパンフレットを一新! 約2000人の行列のうち、役がある人物を中心に1071人を衣装や小道具まで忠実にイラストで表し、時代祭を楽しく分かりやすく伝えています。 昨年までのパンフレットより一回り大きいA4判で34ページ。カラー写真も多く、列の全景や主な登場人物と衣装や設定を説明しています。英訳付き。 祭りの当日に、沿道で販売しますする(800円)。 2007年、ついに室町時代列が参加! もともと、時代祭には室町時代の行列がありませんでした。これは、時代祭が始まった明治時代では天皇崇拝が強く、室町幕府を開いた足利尊氏を「逆賊」と見なす風潮があったためと言われています。 2005年、桓武天皇没後1200年を迎えるのを記念し、京都にとっては不可欠な北山、東山文化を生んだ室町時代の行列を新たに加えようという動きがありましたが、新しい行列の創設への資金や登場人物選び、衣装の調達が困難で、軽武装姿の武者列となっていました。 それが平成19年度から、「室町幕府執政列」と、「室町洛中風俗列」が、 室町時代列として新たに行列に加わる事になりました! 「洛中風俗列」では、当時庶民の間に流行したという「風流踊り」を再現。 室町時代からの原形を留める草津市・老杉神社の「サンヤレ踊り」を参考に、時代考証の専門家や狂言師・茂山千之丞さんの指導を受けて、所作や楽器演奏の練習に励んでいます。 本物さんが登場 維新勤王隊:戍辰役(1868年)では、京都府の山国隊150名が参加しました。このなかには、戊辰戦争の矢玉の下をくぐった隊の元老たちがまだ生存していたため、第1回時代祭には山国隊だけはまさしく本物だったのです。 馬も興奮?二頭失踪 祭り当日の朝「馬が今出川通を歩いている」と通行人から110番通報。この馬は京都御苑寺町御門前で待機中、試し乗りの際に暴れ手綱が離れ御苑内を突っ切って外に出たようです。約10分後、北西約1・2キロの相国寺門前付近で交通事故もなく2頭とも無事に捕獲されました。 町衆の情熱と心意気 数十年前、平安神宮の維持や祭の挙行に市民が1日1厘のさい銭を奉納することが提案され、市民が祭を運営する平安講社の組織づくりが始まりました。10地区の各平安講社が時代別に行列を担当します。ちなみに、婦人列は五花街の芸・舞妓さんが受け持ちます。また、行列に参加する人たちは現在も数カ月前から各学区の小学校などで隊列や着付けの練習に入ります。 縁の下の・・・学生さん 巡行列の小道具は数えきれないくらいの量と重さ。とても女性には出来ない仕事です。平安講社は各大学で勉強している学生さんに「三大祭の一つ・『時代祭』に参加しませんか〜」と呼びかけていますが、学生アルバイトの確保(定員約600人)がここ数年の課題となっているそうです。 時代祭を主催する市民組織「平安講社」が、昨年度に約200人の学生を募集しましたが、祭の3日前になってようやく確保ができたというほど。 授業を休みづらい、クラブ活動の一環として参加する例が減った、規則の多い集団行事を避けてしまう...学生さんにも色んな事情があるのかもしれません。 葵祭りでも同様な課題を抱えており、抜本的な打開策を求める声も上がっているそうです。 時代祭行列、パリの街を歩く! パリ・京都友情盟約締結40周年を迎えた1998年の7月25日、時代祭風俗行列が初めて海を渡り、パリの中心部カルーゼル凱旋門を出発、チュルリー公園〜コンコルド広場〜マドレーヌ寺院〜オペラ座〜ルーブル美術館へと巡行しました。約400人の京都市民と約260人のフランス在住の日本人とフランス人が参加し、約20万人の観客がパリの街並みでの平安絵巻情緒を見物しました。 当時の様子はこちら 2008年には50周年となり、パリ市立プチ・パレ美術館にて、 『相国寺・金閣・銀閣名宝展〜京都における禅と美術〜』が開催されます。 2006年登場の小イベント。今年は!? お侍のチャンバラ劇があるわけでもなく、しずしずと巡行するのが時代祭を含む京都三大祭りの特徴かもしれません。 ところが、2006年度の時代祭では、珍しい“小イベント”がありました。 京都市役所前を歩いていた「徳川城使上洛列」の城使が、馬上で突然「茶を所望する」と叫びました。すると、御坊主が即座に駆けつけて天目茶碗を差し出しました。城使は馬上でこれを受け取り、大きな所作で飲み干したそうです。 さて、今年の時代祭でも行われるのでしょうか!?