だし巻きと求肥巻き、日の出かまぼこ
料理屋のおせちにはいつもこの3つが入っています。だし巻きは、おだしを加えた卵に薄く味付けして巻いたもの。きれいに巻くには、ちょっと練習が必要です。求肥巻きとは、薄くへいだ、ぐじやひらめなどの魚に酢と砂糖で味付けし、針しょうがをくるませて、まわりに求肥こぶを巻いたもの。日の出かまぼこは別名「あけぼの」と呼ぶそうです。うちは「いづ萬」さんのもの。お皿の上に、可愛らしい初日の出が並びます。そういえば、京都の錦市場でよく見かけたような、まさしく「京の味」。 |
[いづ萬] 京都市東山区新橋通東大路西入林下町432
075-561-0983 |
炊き具合が楽しみな黒豆
母と伯母がそれぞれの家で黒豆を炊きます。綺麗に炊くために必要な錆び釘は、うちによく来られる工務店の人から頂きます。黒豆は、失敗してしまうとしわが寄ってしまいますが、上手くいけばつるりと表面なめらかで美しく炊き上がります。それぞれの家の味を食べ比べるのも楽しみで、毎日のように食べます。 |
食後は大福茶でほっこり
おせち料理でお腹がふくれてきたら、ちょっと箸を休めて大福茶を飲んでくつろぎます。湯のみに注がれたお茶(うちは煎茶で)の中に沈む結びこぶと梅の実を見ると、なんだかとっても体に良さそう。うちでは小梅は使わず、紀州の柔らかくて甘い梅を入れるので、時折お箸で梅をつつきながら頂きます。
あとは年賀状をチェックしたりと、家でのんびりすごします。 |
玄関には根引きの松
立派な門松はではなく、根引きの松を扉の両側に貼り付けるという簡単なもの。あらかじめ近所の花屋さん、「アトリエ笑」で購入してあります。ここの花屋さんはコーディネイトする花の色遣いが素敵です。
この日は町中の車や電車がお顔に注連飾りを付けて走っているのがユニークですね。一体誰が始めたんでしょう? |
[アトリエ笑]京都市北区上賀茂高縄手町75
075-721-2826 |
元旦のおばんざい
実は、お正月料理はおせちだけではないようです。
夕方、馴染みの魚屋さんがぶりと蛤を持って来てくれました。そこで1日の晩御飯は焼いた塩ぶりと蛤のおすまし(すまし汁)でした。
おばんざいの本を読むまで気付かなかったのですが、元旦のお昼(今は夕方が多い)にはこれと小豆ご飯を食べる習わしがあるそうです。
知らず知らずのうちに、昔ながらのレシピが伝わっていたのですね。 |
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