「こんにちは〜。」 格子戸をカラカラと開け、薄暗い玄関の暖簾をめくると、台所にいた祖母がにこにこしながら、 「へえへえ、よう来とくれやしたなあ。」 とエプロン姿でゆっくりと歩いてきます。 私たちも早速エプロンをまとい、おせちを作るため、台所へと向かいます。愛犬も一緒。 私の祖母の家は歴史が深く、母屋の隣に江戸時代から代々営業している店と工場があります。 昔のどのアルバムを見ても、人は変わっているのに、家は殆ど変わっていないのがすごいところ。