宇治川右岸の朝霧橋の手前に寄り添っているのはヒロイン浮舟と匂宮です。二人が小舟で宇治川を漕ぐ場面をモチーフにしています。背後の屏風には、源氏物語絵巻の一つ、「橋姫」で薫が宇治の美しい姫君を垣間見るシーンが描かれています。
「橋姫」の一場面を描いた背後の屏風は、名古屋市の徳川美術館に所蔵されている源氏物語絵巻を元にしているそうです。
宇治川の東岸朝霧橋を渡って右側に、弘法大師によって開かれた古刹、恵心院があります。恵心院を建てた源信は宇治十帖のヒロイン浮舟を助けた横川の僧都のモデルともいわれています。春や秋の季節には庭に植えられた数多くの花が咲き、心を和ませてくれる「花の寺」として親しまれています。
まだまだ足腰が丈夫とはいえ、ご高齢なのに驚くほどたくさんの植物を世話するのは大変だと思います。頂き物の盆栽から育ったという大きな五葉松の宝船に驚き。 …なんだか、「宇治・花紀行コース」みたいになってきましたね。