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京のお話

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園山明子さんの

美人のオーラを作る礼儀作法


第38回 物の受け渡しと心 2
〜重い物は軽い物を持つように、軽いものは重い物を持つように〜

 重い物は軽い物を持つように、軽い物は重い物を持つように― という言葉があります。 目上の方から数冊の重い本を持ってきてほしい、と頼まれたとき、あなたが重そうにしたならば、相手に申し訳ないという思いを持たせ、心の負担を大きくさせてしまいます。 お茶のお点前で、重い水指を軽そうに持って進み出ることでも同じことがいえるでしょう。

 逆に、軽い物を軽々と持ったのでは、中身まで軽く思えます。 紙一枚にしてもヒラヒラと扱えば、その内容までも浅いものに見えますので、慎重に扱っていますという動作を添えたいものです。

 あなたはエンゲージリングを手にしたとき、どういう取り扱いをされるでしょうか。 軽いものではあっても、無造作には扱わないでしょう。 重々しく持つことによって、受け取る相手を重んじているという心を表すのです。また重いものをテーブルの上に置く場合、音をさせることは慎みたいものです。

 周りへの配慮、その物に対する気持ちが動作となって著しく表れてしまいます。 私も茶道の先生から「重いものは軽く・・・」と言われて納得した覚えがあります。

美人のオーラを持つ人は、細やかに気配りできる人です 。

『心の礼法 〜こころのおしゃれ 凛〜』より
まとめ:e京都ねっと 小山



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