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元旦のお茶人さんたちは稽古初めの初釜で大忙しです。 お茶会と言えば、お運び(お茶やお菓子をお客の所に運んでいくこと)がつきもの。 特に大人数であれば盆が必要になるほど。 忙しいからといって、身のこなしが乱暴だと、来てくださったお客様一人一人が軽んじられているような印象を与えてしまいます。 お茶会に行く前に、ちょっとこのコラムを読んで予習しておきませんか?
持ち方の基本
物の種類、形、大きさによって持ち方は違ってきます。 例えば、一般的な盆などを持つ場合、『背筋を伸ばした上体を保つこと』が基本となります。 美しい姿勢で持ちたいものです。
| ■真形 |
『目通りの持ち方』と『肩通りの持ち方』があります。
『目通りの持ち方』は、神仏への供え物などを捧げ持つ形です。 親指をお盆のふちにかけ、腕いっぱい前に出すようにして目よりやや高めの位置に持ちます。 (右図参照)
『肩通りの持ち方』は食品を載せた盆の場合などの持ち方で、落とさないよう肩ぐらいの位置で捧げ持つ形です。 息をかけないようにするため手を伸ばし顔から距離を取った位置で幾分高めに持ちます。 |
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| ■行形 |
| 乳通りの持ち方』と言い、やや親しい間柄の方に使う形です。 腕をやや手前に引き、帯の上線の位置に持ちます。(右図参照) |
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| ■草形 |
| 『帯通りの持ち方』と言い、普通に持つ高さです。 腕を引いて、帯の下線の位置に持ちます。(右図参照) |
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普段良く見かけるのはやはり行形と草形の持ち方ですね。 そういえば、昔観たイエス・キリスト誕生劇で、博士たちが生まれたばかりのイエスに、捧げ物を持っていく場面がありました。 確かに、真形に似た持ち方をしていたように思います。 持ち方の形を幾つか知っておくと映画や劇を見たときに、役者のお辞儀等の仕草による演出効果に気づく、なんてこともあるかもしれません。
大勢のお客、あるいはたった一人のお客に対しても同等に、丁寧に振舞える人は
美人のオーラを兼ね備えている人です。
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