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京のお話

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園山明子さんの

美人のオーラを作る礼儀作法


第14回 残心

礼儀作法なんて疲れちゃう? ・・・そんな時にはこれを読んで!

『礼儀作法』―身につけたいと思いつつも、この言葉に堅苦しさを感じる方も多いのではないでしょうか。

 『礼儀作法』の基本は、相手はどうしてほしいのか、どういう言い方をすれば相手に負担をかけないのか、常に相手の立場に立って考え、それを言動に移すことと言えば、とても身近に思えるはずです。 かしこまらず自然体で、ちょっと私の話を聞いてください。

 礼法とは、第一に「」です。 その心を分かりやすく伝えるために、「」という動作があるのです。 相手を大切にするはずの作法が逆に気を遣わせ、「見せる」だけの作法であっては意味がありません。

「心」でのおもてなし

  ご主人がマージャンをするために仲間を連れて帰られたとき、もし奥さまの頭の中に礼法が、形優先で入っているなら、襖をしずしずと開け「ようこそいらっしゃいました」ととりすましてあいさつされることでしょう 。ワイシャツの袖をたくし上げ、ネクタイをゆるめていたお客様が、あわてて座り直し、襟を正してあいさつを返す姿を想像してみてください。 マージャンとは、もともと無礼講です。 そうであれば、相手のことを思い、奥さまも礼儀抜きに振舞われていいと思うのです。 むしろその方が、お客さまも気軽に楽しめるというものです。

「心」でもてなすこと―。 どんなに言葉や形で飾っても、心がなければ決して相手に通じはしないのです。 相手の立場に立って接したそのひととき、あとには、ほんのりとした心地よい思いが、胸奥に漂います。 そんなとき人との出会いのうれしさを知り、人生が楽しくなるはず―とまで言うと言い過ぎでしょうか。 でも少なくとも私は、これまで、どれだけそのような思いをしてきたことか。 多くの出会いが私の人生の財産となっていると言ってもいいくらいだと思っています。

 作法をよく知らない人を見下す「形だけの作法」を身に付けていては、「礼儀作法にうるさくて怖い人」になってしまいます。 でも、相手との温かな残心を味わうための「心の礼法」を身に付けていれば、「美しい人」になれます。 一度きりの人生のなかで、人々と出会う度にこの「心の礼法」をわきまえていればいずれ良い出来事が自分に返ります。

 心を伴う良き礼法で良き出会いを生む、 「美人のオーラ」はあなたの人生を潤わせてくれるのです。

『心の礼法 〜こころのおしゃれ 凛〜』より
まとめ:e京都ねっと 小山



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