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京のお話

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園山明子さんの

美人のオーラを作る礼儀作法


第12回 訪問マナーシリーズ その3

9月のこのシリーズも三回目を迎えました。 他家の中にお邪魔したら、必ずと言っていい程お茶とお菓子が出されますね。 亭主と面と向かって食べるのですから、美しく上品に振る舞いたいですね!

お茶とお菓子の受け渡し

 美しくいただくことができれば、最高の作法を身に着けている、と評価されましょう。 お茶をいただくときには「間」の取り方が大切です。 十分に味わって飲んでいる、というしぐさが心遣いとなります。

お茶のいただき方

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茶たくを手元に引き、右手でふたを取りしずくを茶碗の上でそっと落とします。 左手でふたの左ふちを、右手でふたの右ふちを持ち、ふたの裏が上になるように茶たくとテーブルの間に差し込みます。 両手で持ち、左を糸底に添え、正面を左手前に少しずらしていただきます。

茶菓の出し方 (真形)

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盆はテーブル(座卓)に下座において客の正面に座ります。 右手で茶たくをとり、左の手のひらにのせ、茶たくを持って右に回し、正面を客に向け右前に出します。 お菓子はお茶よりも先に出すようにし、お茶と同様に右にまわして出します。

 茶碗を直接手で持つと熱いだろうからという配慮から、茶たくの上に乗っていることが多いはずです。 正式ないただき方は、まず右手、左手の順に出して茶たくを取り、左手の上に乗せ、右手を茶碗に添えて黙礼をします。 そのまま右手で茶碗を持ち、左手で茶たくを左手で戻します。 とはいえ、一般的には、茶たくまでは取らないで右手、左手の順に直接茶碗を持たれてもよいでしょう。

 お茶は、味と香りと色でいただきます。 まず最初の一口で味わい、次の一口で香りを楽しみ、最後の一口を口にするとき色を拝見します。 茶たくの上に茶碗を戻すときは、左手を添えるとよいでしょう。 飲むときは右手だけでもかまいませんが、女性でも男性でも目上の人の前では左手を茶碗の底に添えた方が気持ちよく感じられます。 飲み終わって茶たくの上に茶碗を戻したら、 正面から少し下座よりにずらしておきます。  これが飲み終わった合図になります。

お菓子のいただき方

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懐紙の輪を手前に置きます。はしは、右手で上からとり、左手で受け、右手を下に持ち直します。 左手を菓子鉢に添えて、お菓子を懐紙にとります。 はしを持ち直して懐紙で軽く拭いて元へもどします。

煎茶のいただき方と黒もじの扱い方

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つまみを右手でつまみます。 ふたを直角に立て、しずくを碗の中におとします。 ふたの裏が上になるように持ちます。
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茶たくとテーブルの間に、右側から差し込みます。 左手に茶碗をのせ、右手で囲うように持ちます。 お菓子は黒もじで食べやすく切っていただきます。

 ふた付きの茶碗の場合は、ふたを(絵の様に)差し込むと「カタン、カタン」と音がせず、 とても優雅なしぐさになります。

お茶の味わい方なんて初めて聞いたわ、という人もいるかもしれません。 この様に一口ずつ別の味わい方をしてみると、普段飲んでいるお茶がより美味しく感じられるような気がします。 丁寧な仕草は単にその人自身を美しくみせるだけではなく、「あなたが 入れて下さったお茶を美味しくいただいています」という気持ちの表現にもなっていたのですね。 美味しそうに飲むお客を見て、訪問された側もきっとほっとするはず。

 美しい物腰で、出されたお茶も美味しく見せてしまう。 そんな魔法の様な「美人のオーラ」もあるのです。

『心の礼法 〜こころのおしゃれ 凛〜』より
まとめ:e京都ねっと 小山



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