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京のお話

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園山明子さんの

美人のオーラを作る礼儀作法


第3回 お中元シリーズ その1

 お中元やお歳暮など、日ごろお世話になっている方々へ感謝の気持ちを伝え、そして結婚、出産、入学、就職など、慶びの心を分かち合うための贈り物。 真心を金品に託す贈答は、人と人とのお付き合いの上で、大切な役割を果たしています。

■のしの由来
『のしアワビ』の略で、日本では昔からめでたいときには、必ず魚や貝などの生物を添えて贈り、それが次第に簡略化され、生物の代わりに『のしアワビ』『スルメ』『昆布』などが添えられるようになったのです。 そのアワビの様式化したものが、現在の『折りのし』の黄色い部分です。 つまり、のしを付けるのは「生物を添えて贈ります」の意味なのです。 また、のしは「伸ばす」「延ばす」に通ずることから、相手の勢いが伸びてますます発展するようにという願いが込められたものです。 ですから祝いの贈りものには必ず

■水引 慶弔いずれにも使い、一般に5本まとめたものを1本とします。 ただし結婚祝いに限り、喜びを二重にという意味を込めて、5本まとめたものを2本使い、合計10本とします。 「包みをしっかり包み留める」役目を果たします。 結び方には2種類あります。

水引結びきり(アワビ結び)
水引蝶結び(リボン結び)
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(弔事の場合はすべて、火事などの災害見舞いや病気見舞い、結婚見舞い。)

水引の色目は、 向かって右側に濃い色、左側に淡い色を持ってきます。 贈りものでも高価なものを贈る場合には、金銀を用いることもありますが、 内祝いには、どんなに高価でも金銀の水引は用いません。 贈りものをお金でする場合は、金封筒に入れて渡します。

■金封紙の表書きの書き方

正式には毛筆で書き、墨の色は慶事では濃く、弔事は「悲しみの涙」で薄める意味を込めて薄く書きます。贈り主名は姓だけではなく名前まで書くのが正式です。連名は同輩同士であれば、50音順でもよいでしょう。

・寸志(お礼に使いますが、目上の人には使いません。)
・薄謝(「寸志」と同様に心ばかりのお礼に使います。)
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・お礼(上下の関係があまりなく「謝礼」と同様、 お礼の気持ちを表して使います。) ・御祝儀(結婚式当日などに、お世話になる係の人への心付けに使います。) ・松の葉(わずかばかりの心付け、チップの代わりに使います。) ・粗品(粗末な品、つまらない品の意味で、あまり使わない方がいいでしょう。)

■中包みの書き方

弔事の場合は、中包み、外包み共に住所、氏名を書きます。
中包みのない一枚包みの金封紙は内側の奥に控えて書きます。
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■たとう折り金封紙の折り合わせ方

金封紙には『風呂敷折り』と『たとう折り』と略式のものとがありますが、『たとう折り』と呼ばれる裏の重ね方は、慶事の場合「喜び事で上を向く」
「喜び事を受ける」という意味で、下から上にかぶせて上向きにします。
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 贈りものは、贈る人の気持ちが素直に感じられるものでなくてはならないと思います。人は決して、自分だけで生きていけるものではありません。人と人との出会い、関わりがどれだけその人の人生を左右するかは、言うまでもないでしょう。その意味からも、『贈る心』のない贈り物は避けたいもの。

それこそ心の礼法なのです。

『心の礼法 〜こころのおしゃれ 凛〜』より
まとめ:e京都ねっと 小山



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