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京のお話

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京の着倒れ
第2回【素人きもの入門 1】

〜私もきもの初心者。一緒に着物のお洒落を楽しみましょう!〜

 街角できもの姿の人を見かけると、はっと思わず目で追ってしまったことはないだろうか? きものを着慣れている人はその人の着こなしを見て、「ああ、綺麗な帯したはる。お襦袢の色もお洒落やなあ」と思ったりしているのかもしれないが、普段きものに関わりの無い人も「あの人かわいーなー」と見とれたりする。

大学の卒業式でも、ドレスの人よりもきものの人の方が見た目に華やかで楽しい。 それだけきものは、日本人の良さを演出してくれるということなのだろう。

 夏。 浴衣姿の若い女性たちが下駄をカランコロンと可愛らしく鳴らして、祭や花火大会に繰り出す。 裾を折って、ミニスカートのように浴衣をアレンジして厚底サンダルで歩く女子高生もいるから面白い。 最近は浴衣姿のカップルで歩いている姿もよく見られるようになり、男性がさらりと浴衣を着ているところなんか、かっこいい。 浴衣はデパートでも気軽に選べるし、普通の女性誌に載っている着付け方を見れば、なんとか自分でも着られる。 でも「きもの」となると、「高い。それなら他の事に投資するほうがいい」 「あっても着る機会が無い」 「自分で着られない」と私の友人達は口を揃えて言う。みんな結構きものは好きなのに、敷居が高いイメージを持っているようだ。

 私も七五三や祇園祭に成人式・・・と人並みにきものに袖を通してきた。 洋服姿の時と比べて身動きが上手く取れないと感じることもあったが、きものは嫌いではなかった。 むしろいつもと違う自分になったような気がしてウキウキしていた。 大学に入ってからお茶を習い始め、それこそお稽古ではGパンをはいていることもあるが、きものに触れる機会が増え、そのうち基本的な着付けくらい習っておいたほうが経済的だと思い、現在なんとか一人で着られるようになりつつあるといったころだ。 成人式には母ときもの屋さんの方と相談しあって振袖を買ってもらったが、最近になってやはり新しい振袖がもう一枚欲しくなり、今度は自分のリクエストをもっと出し、自分が働いたお金を買い置きしておいてくれた両親に返していくことで、初めて私自身できものを買うことにした。

 少しずつきもののお洒落に目覚め始めた私だが、やはりお茶などのお稽古ごとをしていない人たちにとってはなかなかきものに親しむチャンスが少ないようだ。 そんな人たちのために、私が浴衣を一人で着てみようと奮闘したり、幼なじみと一緒に着付けを習い始めたり、何も分からないながらもきものを選んでみたりした時のことを思い出しながら語っていこうと思う。





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